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今ではさまざまな種類がある動画編集ツール。「無料ソフトだけでもたくさんあるし、どれを選んだらいいかわからない・・・」と思う人も少なくないはず。
今回紹介する”Avidemux“という無料ソフトの特徴は、「とにかく対応フォーマットが多い」こと。せっかく動画を作り始めようとソフトをダウンロードしたのに、手持ちの動画形式に対応していなかった!なんてことにはなりません。もちろん基本的な動画編集機能は搭載しているので、動画を切り貼りしたり字幕をつけたりして編集することもできます。機能が基本的な分、操作はシンプルで使いやすいです。
この記事ではAvidemuxのソフト概要と使い方について解説していきます。初心者の方でもわかりやすい内容にしているので、安心して読んでくださいね。
まずはソフトの概要と、ソフトの機能について簡単に紹介します。
やはり対応フォーマット、非常に多いです。「そんなフォーマット、聞いたこともない・・」というものもあるのではないでしょうか。機能は比較的シンプルなので、「基本的な動画編集をしたい」という方向けです。
対応OS :Mac/Windows/Linux
費用 :無料
対応フォーマット(入力) :MP4, MKV, AVI, MPEG, ASF, QuickTime, 3GP, OGM, WMV, FLV
対応フォーマット(出力) :AVI, MPEG, MPEG PS A+V, MPEG TS A+V, PGM, MP4, MKV, FLV
・動画の切り出しと結合
・動画から音声抽出
・動画圧縮
・映像と音声にフィルタをかける
次にダウンロード方法を説明していきます。公式ページと、ソフトダウンロード時は基本的に英語対応をしないといけませんが、説明を見ながら一つ一つ進めていけば大丈夫です。
まずは公式ページからダウンロードします。
ちなみに、ググるといろんなダウンロードサイトが出てきますが、余計なものをダウンロードしないためにも公式ページからのダウンロードをオススメします。非公式サイトは、大体の場合「ここからダウンロード」というバーがたくさんあってわかりづらいです。
ページを下にスクロールすると、各OSに対応したソフトが羅列されています。ご自分のOS
とビット数を確認の上、赤文字のリンクをクリック。すると、ダウンロードできるページに飛びます。
ビット数がわからない場合は、コントロールパネルからプロパティで確認できます。
ダウンロードページから、自分のOSに対応したソフトをもう一度確認の上、そのソフトをダウンロード。
その後は通常通りインストールすれば、ダウンロード作業は完了です。
初期状態は英語になっているので、使いやすいように日本語化していきましょう。
まずは日本語の言語ファイルをダウンロードする必要があります。こちらのサイトからダウンロードし、解凍。
解凍したファイルをavidemux_ja.qmを、1)でインストールしたフォルダの中にあるqt5内のi18nに移動させ、保存します。
これで日本語化は完了です。
ダウンロードと日本語化が完了したら、早速使ってみましょう。インターフェイスは古めですが、操作はシンプルなので安心してください。
まず準備段階として、編集したい動画を読み込みます。
ソフト画面左上の「ファイル」から「開く」を選択し、PC上の動画ファイルを選択します。
動画ファイルを選択すると、確認ウィンドウがたくさん出てくる場合がありますが、特にこだわりがない場合は全て「はい」をクリックしておけばOKです。
全て確認が終わったら動画がアップロードされ、編集可能になります。
初めにアップロードした動画に、他の動画を繋ぎ合わせたい場合は、続けて動画のアップロード作業をします。先ほどの工程と同じように「ファイル」から「追加」を選択し、動画ファイルを選べば完了です。
必要な部分だけを切り出したい(他の部分は削除したい)時の作業です。
動画を部分的に選択する作業が必要になりますが、基本的に使うのは下の画面で黄色く囲んだアイコン2つです。
これで、「切り出したい動画の頭部分」と、「切り出したい動画のお尻部分」を選ぶことができます。アイコン上のバーにある青い長方形を動かすと、動画のプレビューを見ながら探したい箇所を見つけることができます。まずは頭部分に長方形をおいた状態で左のカットアイコンを選択し、続いてお尻部分に長方形を合わせて右のカットアイコンをクリックすればOKです。
切り出し部分が選択できたら、「ファイル」から「保存」を選択して動画保存完了です。
不要な部分をカットするときの作業です。
基本動作は2)と同じ。2)とは逆に、不要な部分を選択したのちに、「編集」から「カット」をクリックするだけです。2)と3)は基本的には同じ作業で、必要な部分を残すか、いらない部分を消すかの違いです。
自分が感覚的にやりやすい方を選べばいいと思います。
動画中の一場面を、画像として保存することもできます。
まずは青い長方形のバーを、保存したいシーンに合わせます。その状態で「ファイル」から「画像を保存」をクリック。保存形式の選択画面が出ますので、お好みの形式を選んで完了です。
特にこだわりがなければ、PNGかJPEGが汎用性があり無難ですね。
動画にフィルターをかけて雰囲気を変えたり、ノイズを減らしたりすることができます。また、この機能で字幕をつけることも可能です。動画の必要な部分を切り出した後に行いたい作業になります。
メイン画面の左側にある「映像出力」をクリックし、「copy」以外の選択肢を選びます。すると下の部分に「フィルター」が合わられるので、クリックしましょう。
フィルターは種類が多いので全ては紹介できませんが、プレビューを見ながら編集できるので、まずは色々と試してみるのがオススメです。
音声にもフィルターを追加することができます。方法は5)とほぼ同じ。映像出力ではなく「音声出力」の部分でフィルターを選択することで、音声編集が可能です。
最後に動画ファイルの形式の変換方法です。入力したのとは異なる形式で保存することが可能です。
変換は簡単で、画面左下部分から「出力形式」をクリックして希望の形式を選択するだけ。
また、音声出力や動画出力方法も別々にプルダウンから選択できるので、こだわりのある方はそちらも選択してから最終保存できます。
ビデオ出力とオーディオ出力から「コピー」を選択することにより、ビデオと音声がずれている動画ファイルは無劣化に補正できます。
Shiftを押したまま任意の時間を指定し、ツールアイコン「動画を保存」をクリックして「保存」を更にクリックします。
音ズレ補正は「ミリ秒(1000/1秒)」単位で調整され、音声がビデオより遅れる場合はマイナス記号で表示されます。
無料動画編集ソフトAvidemuxの概要と、使い方について説明しました。日本語化する必要があったり、編集機能はそこまで多くなかったりとデメリットはあるものの、一度インストールが完了すればシンプルな操作で簡単に動画編集をすることができます。また、対応している動画形式が多いのはやはり魅力。いろんな形式で保存されている動画を編集する必要がある人にはぴったりです。例えば、結婚式で使う動画などは複数人が違うフォーマットで提供した動画を繋ぎ合わせる必要があるので、対応形式が多いソフトは使い勝手がいいでしょう。
費用はかからないので、気になる方はぜひダウンロードして自分の手で動かしてみてください。
無料で動画を編集する場合は、もう一つのソフト・losslesscutを使ってもいい。
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