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ディスクジャケットはCDやDVDの顔とも言える部分です。
こだわって作ったCDやDVDもパッケージにインパクトがなくなってしまうので、デザイン性を重視しなければなりません。
そんなCDジャケットやDVDジャケットは無料で自主制作することが可能です。
今回はCD/DVDジャケットの役割や無料で作成する方法をご紹介します。
ディスクジャケットは、CDやDVDなどのディスクメディアを収容している紙の外装を指します。
収容するメディアに応じてCDジャケットやDVDジャケットという風に呼ばれることも多いです。
また、メディアごとにジャケットのサイズや形状などは異なってくるので、ディスクジャケットを自作する際は注意しましょう。
ディスクジャケットはディスクメディアの顔であり、次の役割を持っています。
CDを買う人の中には、CDジャケットを見て購入する人もいます。
おしゃれで魅力的なCDジャケットは注目されやすく、それだけでも十分に購入意欲をそそる要素となってくれているのです。
知らないアーティスト・曲であっても、ジャケ買いをきっかけに認知し、ファンになるケースも珍しくありません。
最近はCDではなくデジタル配信が主流になっていますが、そのような形式でもCDジャケットは人々の興味を惹き付ける要素に一役買ってくれています。
ディスクジャケットには、タイトルや作成者などメディアディスクの基本情報や特徴が記載されています。
必要最低限の情報だけをシンプルに掲載しているので、ジャケットを見ればある程度の情報を把握することが可能です。
講演やセミナー系のCD/DVDであれば、購入のメリットを簡明に伝えられるキャッチコピーを付けると効果的です。
音楽を聞いたり、映像を見たりしていなくても、作品の世界観を伝わってくるのはディスクジャケットのおかげです。
ディスクジャケットでは、音楽や映像に合わせてジャケットアートやジャケット写真が使われています。
作品の雰囲気にマッチしたデザインとなっているので、ジャケットを見ただけでも方向性を理解しやすいのです。
そのため、ディスクジャケットを自作する際は作品の世界観を表現するデザインにしないと、ちぐはぐな印象になってしまうので注意しましょう。
オリジナルのCDやDVDにジャケットを付けたい時は自作してみましょう。
ディスクジャケットを無料で作成する方法は色々あるので、具体的にどんな方法があるのかご紹介していきます。
Windowsのパソコンではペイントソフトとマイクロオフィスのソフトが入っていることが多いです。
この2つがあれば、Photoshopやillustratorといった高価な画像編集ソフトがなくてもディスクジャケットの自主製作が可能です。
それでは、ディスクジャケット作りの流れをご紹介しましょう。
・ペイントソフトで画像のトリミング
まずはジャケットに使いたい画像を用意してください。
画像は個人で撮影した写真や自作のイラストでも良いですし、著作権フリーの画像を取得して使うのも良いでしょう。
フリー画像はすでに色調補正など加工されているものも多く、個人で加工をしなくてもそのままおしゃれな画像が使えて便利です。
画像のサイズにもよりますが、そのままではジャケット用には使いづらいことが多いので、ケースの形状に合わせて画像をトリミングします。
ジャケットに使いたい部分を決めて、CDケースのように正方形であれば正方形になるようにトリミングしてください。
トリミングできたらJPGやPNGなどの形式で「名前を付けて保存」してください。
・Wordに図形を挿入する
次にWordを立ち上げて、新規作成で「白紙の文書」を開いてください。
そして、メニュータブの「挿入」を選び、「図形」で正方形を作りましょう。
図形はCDケースに入るサイズに合わせる必要があります。
一般的にCDジャケットのサイズは120×120mmですが、ケースごとにわずかに差があるので事前に確認しておいてください。
そして図形のサイズは、図形をクリックするとメニュータブの一番左端に「書式(描画ツール)」があるので、そこの「サイズ」の項目で変更してください。
・トリミングした画像の挿入
図形を右クリックすると「図の書式設定」という項目があるのでクリックしてください。
すると右側に図の書式設定の画面が表示されるので、バケツアイコン→「▷塗りつぶし」→「塗りつぶし(図またはテクスチャ)」を選択しましょう。
これをすると図形の背景に画像を挿入することが可能です。
塗りつぶしの選択一覧の下部に表示される「図の挿入元」の「ファイル」からジャケットに使いたい画像を選んでください。
必要に応じて「線」の有無も設定しておきましょう。
・テキストの挿入
今度はタイトルやアーティスト名などのテキストを挿入します。
再び「図形」タブを選択し、「図形」→「テキストボックス」を挿入しましょう。
最初は背景が白色でついていますが、上部のメニュータブの「書式(描画ツール)」から図形の塗りつぶしから背景なしの状態にできます。
また、他にも文字の色や効果などワードアートスタイルの変更も可能です。
フォントやサイズなどは普段文章を作成する時と同じく「ホーム」タブの「フォント」から変更可能です。
図形を選択して左クリックを押しながらマウスを移動させれば、テキストの位置も変更できるので、表示したい部分に移動させてください。
・作ったジャケットを印刷
ジャケットのデザインが完成したらプリンターで印刷していきましょう。
印刷用紙は写真用の光沢紙にすると綺麗に印刷できるのでおすすめです。
印刷が完了したら実際にケースにはめ込んでみてください。
もっと簡単にCD/DVDジャケットを作成したい時は無料配布されているCD/DVDラベル作成ソフトの使用がおすすめです。
あらかじめジャケットケース用のテンプレートを用意されていることが多いので、画像やテキストを挿入するだけで簡単にジャケットを自作できます。
CD/DVDジャケットが作成できるフリーソフトには、「かんたんデザイン工房」があります。
「かんたんデザイン工房」はトールケース用ジャケットからCD/DVDの紙ケース、Pケース用のジャケットなどのテンプレートを用意しているほか、CDやDVDへのダイレクトプリントにも対応しているので、ディスクのラベルも一緒にデザインできます。
よく使用する素材や図の組み合わせは部品パターンに登録し、呼び出して使える機能も便利です。
Canvaは、招待状やメッセージカードなどのデザインをオンライン上で作成できるツールです。
利用には会員登録が必要ですが、基本的に全て無料でCDジャケットを始めとした様々なデザインを作れます。
ブラウザ以外にもiPhone・Androidで利用できるアプリもあるので、自分の使いやすい環境を選んで作成してみてください。
・Canvaの特徴
CDジャケットだけでもおしゃれでかっこいいテンプレートが充実しているので、初心者も気軽に自作できます。
ジャケットに使いたい画像をアップロードして使用することもできるので、完全オリジナルデザインでも作成可能です。
フォントや素材が充実しているので、ジャケットのイメージに合わせて自由自在にデザインできます。
作成したデザインはホームページのマイデザインに表示され、何度も編集と保存が可能です。
なお、Canvaのライブラリーには有料素材もあり、それを使ってデザインした場合は印刷可能な部数が2,000部までなので注意しましょう。
オンラインだけで使う場合には特に制限はありません。
・Canvaでジャケットを作成する流れ
Canvaを開いたらアルバムカバーのデザインページにアクセスしてください。
プロが作成した数百以上のテンプレートが用意されているので、好みのデザインを選びましょう。
背景画像を自分が用意したい画像を使いたい時は「アップロード」から画像を取り込み、ジャケットに差し込みましょう。
「写真」のタブにも無料で使えるおしゃれな画像がたくさんあるので、そちらも参照してみてください。
テンプレートを使っている場合は、任意のテキストに変更したり、新たに追加したりしましょう。
テキストの色やフォント、サイズも自由に変更でき、中抜きやグリッチ加工などのエフェクトも設定できます。
背景とは別にグラフィックを追加すれば、より華やかなデザインにすることが可能です。
「ダウンロード」ボタンを押せばPDFやPNG、JPGなど任意の形式で作成したジャケットをダウンロードできます。
ダウンロードしたファイルを開き、プリンターで印刷すればジャケットの完成です。
こちらも上質な写真用の用紙を使うことで、魅力的なジャケットに仕上げることが可能です。
今回はCD/DVDジャケットを無料で作成する方法をご紹介しました。
ディスクジャケットはCDやDVDの顔となる部分なので、デザインにこだわって作成しましょう。
Wordやラベルソフトを使えば簡単かつ無料でジャケットの自作が可能です。
また、Canvaは編集機能が充実しているので、クオリティの高いジャケットを簡単に作りたい方におすすめです。
ご紹介した方法を参考に、おしゃれなオリジナルジャケットを作ってみてください。
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