「スマートフォンの容量がすぐにいっぱいになってしまう」「仕事や趣味で、メールやチャットアプリに添付できないサイズのデータを送りたい」という方も多いでしょう。そこで今回は、無料で使える個人向けのクラウドストレージサービスを15個紹介します。
クラウドストレージとは、インターネット上でファイルの保存ができる貸し倉庫のようなサービスです。データの保管場所(URL)さえ分かれば共有も可能なため、複数人で行うプロジェクトや社内のデータ管理に使われていることもあります。別名「オンラインストレージ」「オンラインファイルサーバー」とも呼ばれるサービスです。
クラウドストレージを探してみるとたくさんのサイトが出てきて、どれを選べばいいのか迷ってしまいます。そこで、クラウドストレージを選ぶ際のポイントをまとめました。
クラウドストレージには「データの保存」を得意とするサービスと、「データの共有」を得意とするサービスがあります。どちらにも対応しているサービスもありますが、まずは自分がどちらをメインで使いたいかと決めましょう。
クラウドストレージを選ぶうえで大切なのは、保存可能なデータの容量です。データ保存容量は料金プランによっても変わるので、使い方に合ったものを選びましょう。参考までに、iPhoneの写真データ1枚が約2MB。1000枚保存すると2GBとなります。ファイル共有がメインの場合は、アップロード・ダウンロードにかかる速度も大切です。
かつては「クラウドサービスにデータを預けると、盗まれたりネット上に流出したりする可能性があるから危険」という考えが多くありました。しかし、企業向けのクラウドストレージも増えてきた今ではセキュリティ対策がしっかりしているものもたくさんあります。個人利用であっても、セキュリティ面の対策が行われているものを選びましょう。
個人で使うにも便利なクラウドストレージのなかには、無料で優秀なものもたくさんあります。データの保存、共有とジャンルを分けて解説していきます。本格的に使いたい方のために有料プランについても紹介していくので、参考にしてみてください。
Dropboxは2008年にサービスを開始した、代表的なクラウドストレージです。PC上のファイルを保存できるだけでなく、設定したデバイスと同期させることができます。そのため、どのPCで作業してもストレスなく作業をすることが可能となります。さらに、Microsoft OfficeのファイルであればDropbox上で編集することも可能です。
アクセス権の設定やセキュリティ対策も行われているため、データ共有に利用する人も多いのが特徴です。世界の企業にも採用されているサービスなので、安心して利用することができます。
Google DriveはGoogleアカウントさえ持っていれば誰でも無料で使うことのできるクラウドストレージです。有料プランも低価格で大容量ストレージを使用することが可能となっています。スマホ用のアプリもあり、同期も簡単です。ただし、Google Driveの容量はGmailやGoogle PhotoなどのGoogleアプリと共用なので、注意しましょう。
Googleドキュメント等を使用すればブラウザ上での編集や共同作業も可能なため、プロジェクトを進める上で採用している企業も多いサービスです。無料で使える機能がかなり多いため、個人利用の場合は有料プランへ切り替える必要はほとんどないでしょう。大手Googleのサービスのためセキュリティ面も安心で、クラウドストレージを試してみたい方にもおすすめです。
OneDriveはMicrosoftが提供するクラウドストレージサービスです。Officeアプリのサブスクリプションサービスである「Microsoft 365 Personal」に加入している場合は追加料金なしで1TB利用可能なため、加入者は活用するのがおすすめです。
MicrosoftのサービスだけあってOfficeアプリとの相性が良く、ドキュメントの作成・編集に使いやすいのがメリットです。さらに、PCであればデスクトップ上のフォルダと同じ操作性でOne Drive上のデータを扱うことができるので、ブラウザやアプリを開く必要がありません。無料版もMicrosoftアカウントを持っていれば利用できます。
iCloudはApple社が提供するクラウドストレージです。利用にはApple IDが必要なため、iPhoneやiPad、Macユーザーに特化しているストレージサービスとなります。設定をしておけばMacのデスクトップと書類フォルダは自動同期されるため、PCの移し忘れが発生しにくくなっています。iPhoneで撮影した写真もiCloudに自動同期されますが、無料版は容量が少なめなため注意が必要です。
FireStorageは無料で使えるファイル共有のクラウドストレージ代表格です。無料でも2GBまでアップロードが可能なため、小さなサイズのファイル共有ではよく使用されるサイトとなっています。日本の会社のため安心して使用でき、使用ガイドも詳細に掲載されています。
MediaFireはアメリカ発のクラウドストレージです。Dropbox同様に昔からあるストレージサービスで、知名度も高いものです。要件を満たすと無料版の容量が最大50GBまで増加するのが珍しく、メリットでもあります。どちらかといえばデータの保存よりも共有に適したサービスで、あらゆるファイルを無料で簡単にシェアできる点が人気を集めています。
4Sharedはファイル共有に特化したクラウドストレージです。基本的に無料で使用でき、アップロード速度が速いため人気がありますが、注意点もあります。アカウント設定で「自分のファイルを検索に追加」をオフにしていないと、サイト内検索で共有ファイルが出現してしまう点です。データ共有をメインとするクラウドストレージにはありがちな注意点ですが、他の人にデータを見られたくない場合はチェックを外すようにしましょう。
boxはセキュリティ面の高さでも評価されているクラウドストレージです。無料版でも10GBのストレージが利用できますが、アップロードするデータのサイズに制限があります。無料版だと250MB、個人用有料プランだと5GBです。これよりも1ファイルが大きいとアップロードできないので注意しましょう。強いセキュリティ対策から企業向けの料金プランやサービスが豊富なサイトですが、操作性がよく個人でも使いやすいサービスです。
MEGAはスマホ版のアプリでも評価の高いクラウドストレージサービスです。無料でも20GBまで利用でき、共有する相手がアカウントを持っていなくてもダウンロードが可能となっています。ユーザー同士ではチャットや音声/ビデオ通話も可能で、ストレージサービスだけではないサービス展開が行われています。
zippyshareは完全無料で使うことのできる、クラウドストレージサービスです。ファイル共有に特化したサービスとなっていて、無料なのにダウンロード制限がない点がメリットとなっています。サインアップも不要なので、誰でも利用可能。ただし表示される広告には不適切なものがあるため、クリックしないように注意しましょう。
Uploadedはファイル共有を目的としたクラウドストレージサービスです。海外サイトなので、翻訳機能を使って日本語で利用するようにしましょう。ゲストと無料会員、有料会員の3種類があり、ダウンロード可能な容量と速度が変わります。そのため、ゲスト状態だと540MB以上のファイルがダウンロードできない制限があります。
SendSpaceはファイル共有をメインとしたオンラインストレージサービスです。無料でも利用できますが、有料プランに加入するとストレージ容量やダウンロード容量が無制限となり、アップロードできるファイルのサイズも大きくなります。2005年サービス開始という古い歴史を持っているサービスです。
deposit filesは無料で利用できるファイル共有メインのオンラインストレージです。SSL証明書が導入されているため通信セキュリティが最低限確保されています。日本語にも対応しているため操作が分かりやすく、利用する際でも安心です。有料プランに加入するとダウンロード時の速度制限がなくなります。
HighTailを利用するには、無料版でもアカウントを作成する必要があります。ファイル共有のほか、Google Driveなどの他のストレージにあるデータにアクセスしてアップロードすることも可能です。無料版のストレージ容量は2GB、アップロード容量は100MBまでとなっています。
RAPIDSHAREはファイル共有メインのクラウドストレージです。ゲストと無料ユーザーは1GBまでのファイルアップロードが可能。日本語翻訳をすればアップロード/ダウンロード共に使い方が簡単なので、使いやすいサイトとなっています。
クラウドストレージをデータ保存、ファイル共有に分けて紹介してきました。最後に種類別にクラウドストレージをまとめまたので、サービスを利用する際の参考にしてみてください。
【保存・共有どちらもできるクラウドストレージ】
【保存メインのクラウドストレージ】
【データ共有メインのクラウドストレージ】
ファイル共有メインのものは、サイト内でファイルを検索・ダウンロードできるものがあります。知らないファイルにはウィルスが含まれている可能性もあるので、不用意にダウンロードしないように注意しましょう。
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