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ボイスチャットサービス、Discordのサーバー内で通話中に音楽を自動的に流す機能である音楽botの導入方法とおすすめのDiscord音楽botとその使い方について解説します。
ゲームのBGMを付けたい、チャット中に音楽を流したいなど、雰囲気作りや場を盛り上げるために使える音楽botを導入したいという方は多いのではないでしょうか。
Discordの音楽botの導入方法には大きく分けて以下の3つがあります。
音楽botの導入方法のなかで最も初心者向き、と言えるのが、パブリックbotの導入です。パブリックbotとは一般の愛好者がボランティアで管理、運営を行っているbotです。
サーバー管理の必要がなく、入れ方も簡単なのでbot使用の初心者はこのパブリックbotから導入する人が多いようです。
ただし、多くのサーバーで共有しているbotであるため、作動が遅いことがあったり、管理状態によっては機能していなかったりすることもあります。
また、Googleに排除通知を受け、人気のDiscordパブリック音楽botである「Rhythm」や「Groovy」は2021年に9月15日にサービスを停止しています。その理由は2021年末にDiscordがスタートさせるサービスとして、サーバー上でゲームやパーティを一緒にできる機能を追加する予定だからだと言われています。その新機能の中にDiscordサーバーのメンバーがYouTube動画を検索して選択したりリンクを貼ったりして再生リストを作り、メンバー同士で動画を共有しながら通話できる機能「Watch Together」がbotとして存在する可能性があるのだそうです。
次に紹介する方法は自分で音楽botを構築する方法です。サーバーを媒介せず、自分のPCでDiscordに音楽を送る、という方法になります。
システムの種類にはJava版とphython版があり、どちらも必要となるファイルをダウンロードしたり、インストールしたり、文字列書き換えの設定をしたりしなければなりません。また、管理しているPCで音楽botが起動している間しか使えないため、botを使っている間はPCをシャットダウンさせないようにする必要があります。
音楽botの管理は簡単ではなく、導入も少し難しく感じる人もいるようです。しかしその反面、自分の好みに合わせて音楽botをカスタマイズできるという利点があります。
3つ目に紹介する方法はVPSサーバーをレンタルし、音楽botを作動させる方法です。 「Virtual Private Server(バーチャル・プライベート・サーバー)」の略であるVPSサーバーは有料で管理に費用がかかります。しかし、いつでも自由に音楽botを連続稼働させたいという人にはおすすめです。家庭用のPCでは稼働時間時制限があるため長時間音楽botを使いたい場合にはこちらの方法を取ると良いでしょう。
以上、Discordの音楽botの導入方法を3つ紹介しました。ここからはパブリック音楽botのおすすめと、それぞれの使い方などについて紹介していきます。
「FredBoat(フレッドボード)」はYouTubeやBandcamp、SoundcloudやTwitch、VimeoやMixerに対応しているDiscord向け音楽botです。
FredBoatの導入方法を説明します。まず、FredBoatの公式サイトにアクセスし、「Add to Discord」をクリックします。次に、サーバーを選択する画面が出てくるのでリストからFredBoatを追加したいサーバーを選びます。「私はロボットではありません」にチェックを入れたらページが切り替わり、「FredBoatMusic was successfully added」の表示が出たら導入は完了です。FredBoatを追加したサーバーの、サーバー参加者の部分にFredBoatが表示されていたら導入成功です。
次に、FredBoatの使い方を説明します。まず、ボイスチャットに入ります。次に、テキストチャットのチャンネルで「;;play【再生したいもののURL】」を入力します。すると、FredBoatが起動して音楽が再生されます。一時停止する時は「;;pause」、再開する場合は「;;resume」または「;;unpause」、停止させ、再生待ちリストをクリアにしてFredBoatをボイスチャットから退出させるためには「;;stop」を入力します。ボイスチャットのチャンネルに入っているメンバーが誰もいなくなると自動的に一時停止され、ボイスチャットからFredBoatが退出します。
再生している曲をスキップさせるためには「;;skip」または「;;s」を入力します。一曲以上スキップする場合は「;;help skip」を参照します。
再生中の曲を頭から聞き直す場合は「;;restart」、曲の繰り返しモードを変更するには「;;repeat」「;;rep」を入力します。キューの順番をシャッフルするには「;;shuffle」「;;sh」を入力、コマンドを再入力を無効となります。
指定した時間を早送りするためには「;;fwd【時間】」、指定した時間で巻き戻す時は「;;rew【時間】」、指定した時間から再生するためには「;;seek【時間】」を入力します。
現在再生している曲の情報を見る時は「;;nowplaying」または「;;np」を入力、キューの内容と全体の再生時間を見る時は「;;queue」「;;q」、再生履歴を見る時は「;;history」「;;h」を入力します。
現在の再生リストをエクスポートするには「;;export」「;;ex」を入力、エクスポートした再生リストを再開するには「;;play【エクスポートしたURL】」を入力します。投票によって再生中の曲をスキップするためには「;;voteskip」「;;v」を入力。きゅーの
音量変更はボイスチャットの音量調節と同じように、FredBoatを右クリックして変更するのみです。また、それぞれのユーザーに音楽を聞くか聞かないか、音量の操作を重ねることができます。
なお、FredBoatは英語表記のbotですが、「;;lamg ja jp_jp」とコマンドを送ると言語を日本語化することもできます。
「JokieMusic(ジョッキーミュージック)」はYouTubeやSoundcloud、TwitchやSpotifyなどに対応しているDiscord向け音楽botです。1つのサーバーで最大4個まで使用可能なことで好評を博しています。
JokieMusicの導入方法を説明します。まず、JokieMusicの公式サイトにアクセスし、「invite」をクリックします。次に、「BOTを選択する場所」と表示されるので、プルダウンしてJokieMusicを追加したいサーバーを選びます。「はい」をクリックしたらそのまま「認証」をクリックします。「私はロボットではありません」にチェックを入れるとサーバーに招待が来て導入は完了です。最大4つ動かすことができるので、エンジ→緑→赤→オレンジの順で「invite」をクリックして導入しましょう。
JokieMusicには初期設定の必要がありません。まず、ボイスチャットに入り、テキストチャットでJokieMusicを呼び出します。「m!join」と入力すればJokieMusicはボイスチャット内に入ります。
音楽を再生する時はメッセージ欄に「m!play」もしくは「m!p」の後に半角スペースを入れ、聞きたい曲名やアーティスト名。もしくはyoutubeなどのURLを入力、Enterを押します。
次の曲に送りたいたい時は「m!next」もしくは「m!n」を入力します。現在再生しているメディアを表示するためには「m!np」を入力。キューをシャッフルする時は「m!shuffle」、キューをクリアする時は「m!clear」を入力します。キューに入っている全てのメディアを表示するためには「m!queue」を入力。JokieMusicを退出させるときには「m!disconnect」もしくは「m!dc」を入力します。
「結月-ゆづき-」は日本語対応のDiscord音楽botです。音楽以外にも色々な機能が搭載されています。
導入するためには以下のURLにアクセスします。
https://discord.com/oautH2/authorize?client_id=553841194699063319&scope=bot&permissions=775286087
使いたいサーバーを選択、「はい」をクリックします。次に「認証」をクリック、「私はロボットではありません」にチェックを入れ、導入を完了します。
音楽を再生する時は「#.music play
再生中の曲を一時停止する時は「#.music pause:」、再開する時は「#.music resume:」、再生を停止し、キューの内容を削除する時は「#.music stop:」、次のメディアにスキップする時は「#.music skip:」、再生を停止し、ボイスチャットから退出する時は「#.music leave,3.music disconnect,#.music dis:」を入力します。
ただし、現在音楽機能の一部が提供停止となっています。ご注意ください。
ボイスチャットサービス、Discord向け音楽botの導入方法とおすすめのDiscord音楽botとその使い方について解説しました。参考になれば幸いです。
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