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今やスマホを利用して動画や写真を撮影するだけでなく、撮影した動画や写真をYoutubeやインスタグラムなどのSNSに投稿することが当たり前になっており、投稿された動画を見ると様々な動画編集がされたものが多くあります。ただ、動画編集の経験がない人にとって、編集作業自体が難しくて分からないと思われている方が多いと思います。
今回の記事では、Windows10のフォトアプリを使った動画と動画を結合するための基本的な方法と初心者にもおすすめできるフリーソフト6つをご紹介します。
Windows10フォトアプリは、Windows10に搭載されている写真管理ソフトです。有料のソフトを購入しなくてもこのソフトなら、かなり多くのことが出来るのでおすすめです。今回はこのフォトアプリの使い方について順を追って説明していきます。
1. まずはパソコンホーム画面左下のWindowsマークボタンをクリックし、アプリケーションリストから「フォト」をクリックします。
2. クリックすると下のような状態が表示されますので、①~③の順番にクリックして、「新しいビデオプロジェクト」を起動します。
3. 「ビデオの名前」をクリックし、付けたい名前を入力してOKをクリックします。そして、繋げたい動画または画像を「+追加」ボタンをクリックし、フォルダーから動画または画像を選択します。これで準備完了です。
↓ビデオの名前を設定したら
↓「+追加」ボタンから「このPCから」を選択
結合する動画または画像を選択
4. 追加した動画や画像を、繋ぎたい順番に選択したら、今度は「プロジェクトライブラリ」の下にある「ストーリーボード」に動画または画像をドラッグ&ドロップします。
ちなみに追加したい動画または画像の右上をチェックして「ストーリーボードに追加」をクリックしても追加することができます。
「ストーリーボードから追加」で動画または画像を追加する場合は以下のような手順になります。
5.「ストーリーボード」にドラッグ&ドロップしたら、右側にある画面を操作し、選択した動画または画像同士がきちんと繋がっているか確認しましょう。
6 動画を確認したら、右上の「ビデオ完了」をクリックします。クリックするとビデオの画質について選択が求められるので、希望の画質を選択し、「エクスポート」をクリックします。
7. 「エクスポート」をクリックすると、下のような状態になりますので、動画の保存先とファイル名を入力し、再度「エクスポート」をクリックします。
これで動画同士を結合することが出来ました。
ここまではWindows10フォトアプリを利用して動画または画像同士を結合する方法をご紹介させて頂きました。ただ、「どうしてもこの動画を間に差し込みたい」「画像を動画の間に入れたい」といった悩みも操作が慣れてくると出てくるかもしれません。なので、ここでは動画を分割して別の動画または画像を差し込む方法を簡単に紹介します。
1 「動画同士を結合する手順」でご説明した手順3と同じ手順で動画または画像を選択、ストーリーボードに追加したら、「分割」ボタンをクリックします。
2 ピンマークが出てくるので、分割したい箇所に設定し、「完了」をクリックすると、動画を分割することが出来ます。
あとは「動画同士を結合する手順」の手順6~7と同じ方法を行うことで、分割した動画の保存が完了です。
無料ソフトであるWindows10フォトアプリを使えば、そこまで難しい操作でなくても簡単に動画同士を結合、編集することができます。ただ、より使いやすいフリーソフトを使えば、動画同士を結合するだけでなく、様々なエフェクトや細かい動画編集をすることもできます。
ここでは、Windows10フォトアプリ以外の個人的におすすめの無料動画結合ソフト6つをご紹介します。あくまでも私個人の感想なので、参考程度に見てください。
おすすめ動画結合ソフト1つ目は、Digiarty社が開発した「Video Converter Free Edition」になります。Window、macの両方に対応していて、無料ソフトですが、動画編集初心者からベテランまで愛用されており、操作方法も分かりやすく、個人情報等を入力しなくていいので、安全に利用することができます。
残念な点としては、このソフトを起動する際に毎回「有料版へのアップデート案内」が流れてきます。ただウインドウの「×」ボタンをクリックすれば閉じることができます。
おすすめ動画結合ソフト2つ目は、「KENくん」氏が個人で開発した動画・画像を結合、分割出来る無料編集ソフトになります。無料であるにも関わらず、基本的な編集機能を搭載しているだけでなく、プラグインと呼ばれる機能追加ファイルをインストールすれば、様々の機能を追加することが可能です。
残念な点として、初期状態で扱える動画ファイルは「AVI」のみ。プラグインを追加しないと「MP4、FLV、WMV、MKV」に対応することが出来ず、操作性はあまりよくありません。さらにバグも生じることがあるため、使いこなすには多少の経験や知識が必要となり、初心者が使いこなすには少々時間がかかるかもしれません。
Aviutiダウンロード先:https://www.macxdvd.com/blog/excellent-aviutl-tutorials.htm
おすすめ動画結合ソフト3つ目は、Windows用の無料動画編集ソフトである「「Shotcut」になります。基本的な編集機能だけでなく、このソフトの特徴として作成した動画に「ロゴ」が入らない仕様となっています。有料版への勧誘等もありませんので、安心して利用することが出来ます。
残念な点として、操作が少々難しく、初心者の方だと手こずってしまう可能性があります。まただ、使い慣れれば、そういったデメリットを感じなくなるくらいおすすめのソフトです。
おすすめ動画結合ソフト4つ目は、windows・macの両方に対応していて、簡単に動画作成が可能な「VideoPad」というフリーソフトになります。基本的な編集機能に加えて50種類以上のエフェクトや字幕合成動画連結などの機能も搭載しております。
日本語は勿論、AVI、WMV、DIVX、MP4など様々な動画形式に対応しているので、このソフトだけで、スマホに対応した動画形式への変換やDVDも作成できて、初心者にも操作しやすい画面構成になっています。
残念な点としては、無料版は非営利目的で作成されたソフトなので、使用するのに回数制限があり、有料版へ勧誘されます。(有料版は7,000円)そのため、無料で動画編集を体験したいと初心者の方におすすめのソフトになります。
おすすめ動画結合ソフト5つ目は、wondershareが提供している「filmora」という動画編集ソフトになります。動画の結合・分割は勿論、様々な編集機能に加えて、現在の主流であるファイル形式にも対応しているため、初心者の方も操作がしやすい万能ソフトです。
操作するうえで唯一残念な点としては、無料版で作成した動画には「ロゴ」が入ってしまうことです。しかもこれがかなり大きめに入ります。ただ、有料版と無料版の違いは、「ロゴ」が入るか入らないかだけなので、これから動画編集を始めたいという初心者におすすめのソフトです。
おすすめ動画結合ソフト6つ目は、Blackmagic Design社が開発・提供している「DaVinci Resolve」という動画編集ソフトです。Windows、macの両方に対応し、無料版にも関わらずプロ用の編集ソフトと同等の機能を搭載しており、youtubeなどでも多くの動画編集者がおすすめしているソフトです。
また、この「DaVinci Resolve」は画像編集アプリの「Photoshop」とも連携できるため、画像素材も動画に差し込むことが可能です。
このソフトには関しては残念と言える点がほとんど見つかりませんが、無料版と有料版の違いとして挙げられるのは、「設定できる解像度」、「マルチGPUへの対応」、「高性能のノイズ除去機能」になります。ただ、初めて動画編集を始める方にとっては、これらの機能は最初あまり使用することはないと思います。
今回の記事ではwindows10フォトアプリの操作手順と初心者にもおすすめのフリーソフト6つをご紹介しました。Windosユーザーであれば、windows10フォトアプリでも簡単な動画編集が可能です。他にもここでは紹介しきれない機能を無料で使用できるフリーソフトはありますので、フリーソフト選びの参考にしつつ、自分に合った動画編集ソフトを探してみましょう。
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