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動画編集ソフトとして人気があるshotcutは、無料で利用できるソフトです。有料の動画編集ソフトと比べても遜色ない機能を搭載しているソフトで、さまざまなタイプの動画編集ができます。使い方がわかりやすいこともshotcutの人気のある理由で、簡単な操作で動画の編集ができるソフトです。毎月更新されている素晴らしい動画編ソフトです。
動画 / 画像 / 音声ファイルのカット編集、分割
テキスト合成
モザイク合成
クロマキー合成
切り替え用のトランジション効果追加
動画からGIFに変換
動画を映像と音声に分離
動画から音声を抽出
HTML を合成
クロッピング
色反転、逆再生、動画回転、アスペクト比調整、静止画抽出など
インターレース解除
左側:すべてのメディアファイルを集めいるプレーリストパネル
底部:タイムライン、ファイルを編集して独自のビデオを作成する作業エリア
右側:編集している動画をプレビュー表示できます。
Tips
1.画面中央の「……」ボタンをクリックしてタイムラインパネルの大きさは調整可能です。
2.インターフェースを最大化しないと、メニューバーのタグは表示されません。
3.パネルを閉じる時、右上の×ボタンを押します。すべてのパネルを閉じたり再開したりすることができます。パネル位置も移動可能です。
4.プレーヤーとして利用できます。
5.再生中、右側のピークメーターで音量を示し、大きすぎると、赤くなります。
6.メニューバーの「ファイル」から「ファイルを開く」をクリックしてファイルを指定すると、その動画が再生します。
上記いずれの方法でshotcutのインストーラーをダウンロードすることができます。74MBのソフトをダウンロードするには10分ぐらいかかります。PCのシステムに合うバージョンを選択してダウンロードしてください。
.exeファイルを手に入れたら、それをクリックしてインストールし始めます。
まず「I Agree」をクリックして利用規約に同意します。
ソフトウェアの保存場所を変えたいなら「Browse」をクリックして出力先を指定してから「NEXT」を押します。変更しなければそのまま「NEXT」を押します。
「インストール」を押すとインストールし始めます。「Create Desktop Shotcut(Icon)」にチェックを入れることが推奨。チェックを入れないと、デスクトップにshortcutのアイコンが表示されません。
終わったら「閉じる」をクリックします。デスクトップにアイコンを作成しなかった場合は、pcの「start」からshotcutを起動します。
「ファイル」≫「新規」をクリック。そして「新規プロジェクト」パネルが表示され、素材フォルダーや、プロジェクト名、そして映像モードを設定します。映像モードでは、HD 720p 50fpsから、UHD 2160p 60fpsまで数多くのオプションが用意されており、標準放送以外でも多くの選択肢があります。既定のオプションを好ましくない場合はカスタム機能を使って自在に設定することができます。
メニューバーにある「プレイリスト」をクリックして開きます。
Shotcutで編集したい動画を直接ドラッグアンドドロップします。
プレイリストが表示されない場合は、メニューバーの「プレイリスト」をクリックすると表示します。
1.トリミングを行う動画素材を読み込みます。
2.素材動画をタイムラインにドラッグ&ドロップします。デフォルトでタイムラインに一つのトラックがありますが、必要に応じて、右クリックして「トラック操作」により、音声トラックや映像トラックなどを追加することができます。
3.タイムラインで動画を選択してタイムラインのツールバー上にあるハサミアイコンをクリックします。
4.そして選択していたクリップが、タイムライン上から削除されます。
5.プレイヤーの下にある「ソース」タブをクリックします。
6.シークバーの両端にある三角形をドラッグし、カットしたいクリップの範囲を選択します。青くなる部分は切り出されます。
7.次にはタイムラインのツールバーにある「+」をクリックします。
8.カット済みの動画がプレイリストに表示され、それをタイムラインにドラッグします。
9.終わったら、「ソース」タブの右の「プロジェクト」タグに戻します。
編集済みの動画を書き出して保存することも簡単です。デフォルトではH.264/AAC mp4ファイルが作成されます。出力フォーマットとしては、各エンコードの動画や、音声、カメラ、ゲーム機などのデバイス、GIF、静止画等、幅広い形式をサポートします。
1.メニューバーの「書き出し」ボタンを押します。「ファイル」から「名前を付けて保存」をクリックして、現在の作業を保存することができます。
2.右側で、出力元で「タイムライン」、「プレイリスト」、「プレイリストの各項目」、「ソース」の中から必要に応じて選択します。
3.「組み込み」を開き、希望の出力形式があれば、それを選択しますが、mp4として出力したい場合は、最後の「デフォルト」を選択します。
「カスタム」を選択する場合は、下部の「詳細設定」をクリックします。
詳細設定パネルでは、
の選択や設定を行うことができます。
❅「そのほか」タグの設定は他のタグの内容より優先されます。
4.「ファイルの書き出し」ボタンをクリックして、出力先フォルダーとファイル名を指定します。
5.右側に「ジョブ」パネルが追加され、ファイルの書き出し処理が始めます。進歩状況を即時確認できます。
MJPEGやWMVなどさまざまなタイプのプリセットがそろっていますが、初めてshotcutで書き出しをする人におすすめなのが、「H.264 High」というプリセットです。H.264 HighはMPEG-4 AVCと呼ばれることもある圧縮規格で、従来のMPEGよりも効率的にデータを圧縮することができます。そのために品質の高い動画でも、多くの記憶容量を使用せずに保存することが可能で、編集した動画の品質を落とさず、なおかつ小サイズのファイルとして保存したい時には最適なプリセットです。互換性が高いこともH.264 Highのメリットで、さまざまなデバイスで動画ファイルを使用しやすくなります。
詳細設定画面では映像やコーデックなど、幅広い種類の細かな設定が可能です。音声やその他の事項も詳細に設定できます。設定をしたい項目のタブをクリックすれば設定画面が表示され、映像の詳細設定ができる画面では、画面の解像度も変更できます。アスペクト比やフレーム/秒の設定をすることも可能で、フィールドオーダーの有無も変更できます。走査方式を選ぶこともでき、プログレッシブなどの方式を選べます。インターレース解除の設定や並列処理の設定もできるため、操作に慣れれば好きなように書き出しができるソフトです。
手順1:Shotcutを実行して、複数の動画クリップをプレイリストにドラッグします。
手順2:タイムラインで右クリック。さらに「トラック操作」≫「映像トラックを追加」の順にクリックします。
手順3:プレイリストから合成する動画素材を手順2に追加した空の映像トラックにドラッグアンドドロップします。
手順4:ニーズに合わせて、動画素材の再生開始位置の調整を行います。同一の時間帯に2つ以上の動画がある場合は、動画素材がレイヤーで下から重ねれ表示されます。上の動画の解像度が下のを超えると、下にある動画は見えなくなります。
Tips
1.音声も追加する場合は、同じ操作で音声トラックを追加して設定することができます。
2.タイムラインに追加されたビデオを右クリックして、「もっと」≫「音声を分離」機能を使って、その動画の映像と音声に分離させることができます。
3.各トラックの前にある三つのボタンの機能:
手順1:複数の動画クリップをプレイリストにドラッグします。
手順2:連結した動画をタイムラインにドラッグアンドドロップします。
手順3:動画素材の間に隙間があるかどうかをチェックして、あればそれを埋めてから書き出します。
手順1:複数の動画クリップをプレイリストにドラッグアンドドロップしてから、さらにタイムラインに追加します。
手順2:動画素材と素材が重なるようにして、重なる部分が紫になり、その部分を右クリックして、「プロパティ」を選択します。
手順3:好むトランジション効果の種類や音声などを設定することができます。終わったらトランジション効果が追加動画を書き出します。
Tips:動画素材の間に空白の隙間がある場合はトランジション効果が追加されません。その時はその隙間を埋めてください。
手順1:動画クリップをプレイリストに追加して、次はタイムラインにドラッグアンドドロップします。
手順2:ファイルの中の分割したいポイントを決めておきます。
手順3:ポイントが決まったら、マウスを移動させ、タイムライン上に白い線をタイムラインの分割したい場所までドラッグアンドドロップします。
手順4:分割する位置に問題がない場合には、タイムラインのメニューの中から「再生ヘッドで分割」ボタンをクリックすれば、線の左右でファイルが2つに分割されます。
再生時間が長い動画を2つに分けたい場合にも、便利な機能です。
shotcutは高機能な動画編集ソフトなので、そのツールバーから一部の機能を把握しましょう。
1.追加の操作 メニューを表示:トラックの追加・削除・設定などが可能です。
2.切り取り:ソースプレイヤーに現在のクリップをコピーし、リップル削除します。
3.コピー:現在のクリップをソースプレイヤーにコピーします。
4.貼り付け:現在のトラックにクリップを挿入し、後続のクリップを右に移動します。
5.追加:現在のトラックに追加
6.リップル削除:現在のクリップを削除して後続のクリックを左に詰めます。
7.抜き取り:他のクリップの位置を変更せずに現在のクリップを削除します。
8.上書き:現在のトラックにクリップを上書きします。
9.分割:再生ヘッドで分割します。
10.スマップの切り替え
11.ドラッグ時にスクラブ再生
12.ファイルドロップ時にリップルトリム
13.全トラックに対してリップル編集
無料で様々なフィルターを用意してくれるソフトが少ないが、Shotcutがそのようなものです。フィルターをかけてビデオをもっときれいにしましょう。次はフィルターをかける手順です。
手順1:タイムラインでフィルターをかけたい動画を選びます。
手順2:フィルターをかけたい場所にカーソルを置きます。
手順3:Shotcutの上部のメニューバーから「フィルター」をクリックします。
手順4:左側に表示されるフィルターパネルで、「+」をクリックします。
手順5:「お気に入り」、「映像」、「音声」三つのカテゴリから好きなフィルターを選択できます。
「映像」タグで、変形や、ぼかし、ノイズ、クロマキー、テキスト、コマ落ち、シャープなど非常に多くのフィルターが用意されております。
「音声」タグで、ゲイン・音量、反転、遅延、など利用可能なフィルターもいっぱいあります。
「Time」タグで、「Time Remap」をクリックすると、タイム関連のパラメータが表示されます。
上記のタグ問わずいずれかのフィルター前の「❅」アイコンをクリックすると、そのフィルターを「お気に入り」タグに表示されます。
Tips
フィルターの「映像」タグでの「クロマキー:高度」機能を使ってクロマキー合成を行うことができます。
本を読む時、1ページずつをめくって読み、速いスピードで各ページを高速めくると本をめくる動作が動くように見えます。キーフレームはその各ページの内容と考えてもいい。
ビデオのキーフレームに、開始フレームと終了フレームを選択してサイズ、位置、透明度などパラメータを設定することにより、エフェクト、フィルターやトランジションなどの効果を追加すると、再生する時2つのキーフレームでアニメーション効果が形成されます。
動画をより滑らかに再生するために、キーフレームの間に補間フレームツールの力を借りてフレーム数を補間することができます。
キーフレームは、主に次の用途があります。
フィルタの適用範囲の設定
フェードイン/アウト効果の設定
円形切り抜きの時、切り抜く範囲を徐々に広げる
クリップの先頭/末尾にキーフレームを設定
次はshotcutでキーフレームを設定する手順です。
手順1:編集したいクリップをshotcutのプレイリストにインポートしてタイムラインに追加します。
手順2:メニューバーの上「キーフレーム」をクリックして、キーフレームツールが起動されます。
手順3:タイムラインのクリップをクリックして、「フィルター」を押してから「+」ボタンをクリックすることにより使いたいフィルター(例えば、サイズ/位置/回転)を選択します。
ここまでは上記のフィルターかけ方法と同じです。
手順4:メニューバーの上の「キーフレーム」アイコンをクリックします。すると、キーフレームツールには黒い丸(バージョンにより白い◇の可能性もある)が表示されます。
手順5:タイムラインにある白い縦線をエフェクトをかける開始フレームに移動し、ツールバーにある「最初の簡易キーフレームを設定」をクリックして、黒い丸が白い縦線のところに移動し、最初のキーフレームが打たれました。
手順6:タイムラインの白い縦線をエフェクト効果が終了したい位置に移動して、「次の簡易フレームを設定」をクリックすると、2番めのキーフレームも打たれました。
手順7:「書き出し」ボタンにより、出力設定を行ってから「ファイルの書き出し」をクリックします。
Tips:
キーフレーム編集画面からタイムライン画面に切り替えるには、左下部の「タイムライン」を押します。
編集した動画は書き出しをすれば、長期間保存することができ、ファイルとして持ち運びもできるので便利です。shotcutは幅広い種類のファイル形式で書き出すことが可能で、エンコードをつけるかどうか選ぶこともできます。GIFファイルやQuicktime Animationとして保存することもできるため、目的に合わせて自由に書き出しをしやすいソフトです。MP3やWMAなどのオーディオファイルでも書き出しができ、その他にFLACやAACにも対応しています。各種のデバイスに書き出しができる機能も搭載されていて、DVDの他にPSPにも書き出しができます。
shotcutを使用すれば、編集した動画を劣化させることなく保存することも可能です。劣化なしで書き出しをしたい場合には、プリセットの選択画面で「lossless」と表示されているファイル形式を選べばOKです。shotcutではlosslessのプリセットを4種類の中から選ぶことができ、「FFV1」「H.264」「HuffYUV」「Ut Video」の各ファイル形式が使用できます。無劣化で保存しておけば、後でもう一度編集しなおしたい時にも非常に便利です。
shotcutを使用して編集した動画ファイルを書き出せなかった場合には、他の方法で再度書き出しをすることにより、書き出しができる場合があります。選択したプリセットが書き出しできない原因となっていることもあり、この場合には、書き出せなかったプリセットとは別のプリセットを選んで、もう一度書き出しをしてみた方が良いでしょう。書き出しが成功しやすいのはMJPEGやWMVといったファイルで、HEVC Main Profileも書き出しできる可能性が高いプリセットです。
上記の方法でも書き出しができない場合には、使用しているパソコンの性能に問題がある場合が多いです。パソコンの性能が原因であるかどうかを確かめたい場合には、別の動画ファイルを新たに読み込んで、編集する前の状態で書き出しをする方法がおすすめです。この方法で書き出しができない場合には、動画形式やファイルの編集方法ではなく、書き出しに必要なスペックの基準を満たしていない可能性があります。
ブログで飯を食う!毎日自由に生きてます。💛コロナショックの逆境に端を発して、ブログを本格始動。
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