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テレビや液晶モニター、Blu-rayレコーダー、ゲーム機など様々な機器にHDMI端子が搭載されています。
HDMI端子の数は機器ごとに異なりますが、1~3個が平均的です。
テレビや液晶モニターに複数のHDMI機器を接続していて端子に空きがない場合、いちいちケーブルの切り替えが必要になります。
そんな時、簡単に機器の出力切り替えができるものがHDMI切替器です。
HDMI切替器には色々な製品があるので、今回は選び方やおすすめの製品についてご紹介します。
HDMI切替器は、ケーブルの抜き差しをせずに任意のHDMI機器へ簡単に切り替えられる機器です。
HDMIセレクターとも呼ばれています。
テレビや液晶モニターの多くは複数のHDMI端末を持ちますが、同時接続できるHDMI機器の台数には制限があります。
端子以上のHDMI機器は接続できないので、普通は自分の手でケーブルを付け替えて機器の切り替えを行うものです。
しかし、HDMI切替器にスイッチ1つでHDMI機器の切り替えができるので、ケーブルの抜き差しをする手間が解消されます。
初めてHDMI切替器を購入する人は、何を基準に選べばいいのか分からない方がほとんどでしょう。
購入で失敗しないためにも、HDMI切替器の選び方について解説していきます。
入力ポートの数は製品ごとに異なるので、ポート数が接続したいHDMI機器の数を満たしているか確認しましょう。
今後接続したいHDMI機器が増える可能性があるので、必要な台数ピッタリの数よりもポートが多く搭載された切替器を検討するのも良いです。
入力ポートだけではなく、出力ポートの数も確認してください。
1台のテレビや液晶モニターに、Blu-rayレコーダーやゲーム機などを出力させたい時は出力ポートが1つあれば十分です。
1つの映像・音声を2台のモニターに表示させたい場合は、出力ポートが2つあり、分配機能を持つ切替器を選んでください。
HDMI機器の切替方式には自動タイプと手動タイプの2種類があります。
自動タイプは切り替えたいHDMI機器の電源をONにするだけで、HDMI切替器が信号をキャッチし、自動的に切り替えてくれます。
一方、手動式は切替器本体に付いているスイッチを押すことで、任意のHDMI機器に切り替えることが可能です。
自動タイプと手動タイプを比べたら便利なのは前者ですが、自動タイプには1つ欠点があります。
Blu-rayレコーダーなどでタイマー録画を入れている場合、録画時間になって起動するとHDMI切替器がそれを感知して、勝手に出力を切り替わってしまう点です。
ただし、勝手に切り替わってもすぐに戻せるように、手動切替を併用しているものがほとんどなので大きなデメリットにはならないでしょう。
また、HDMI切替器の中にはリモコン付きの製品もあります。
リモコンがあれば立ち上がって本体まで行かずとも遠隔で切り替えられて便利なので、リモコンの有無も確認しておくと良いでしょう。
フルHDでの出力であれば、ほとんどのHDMI切替器で対応しています。
しかし、3Dや4Kといった高画質な映像を映したい場合は、それに対応したHDMI切替器が必要です。
また、4K対応のHDMI切替器は、4K@30Hzと4K@60Hzのどちらに対応しているのかも確認しましょう。
HDMI切替器には、USBやACアダプタなどの外部電源を使わず、HDMI機器から電力を供給して動作するタイプがあります。
電源が確保できないところでも使えるというメリットがありますが、外部電源を使うタイプと比べると信号の安定性に欠けるため、画面がちらつくなどの障害が出ることもあります。
画質や音質を安定して楽しみたい場合は、外部電源のあるHDMI切替器を選んでみてください。
製品の中には外部電源を搭載しながらも、基本的には電源なしで使用できるタイプもあります。
動作が安定している時は電源なしで使い、不安定な時は電源を供給するという使い分けができて便利です。
HDMI切替器はたくさんのメーカーから販売されています。
ここからはおすすめのHDMI切替器を7つご紹介するので、気になる製品があれば購入を検討してみてください。
手のひらサイズのコンパクトなHDMI切替器です。
外部電源なしで動作するので、切替器用に電源を確保できない場所でも設置しやすいです。
入力ポートが3つあるので、合計3台のHDMI機器を同時接続できます。
HDMI機器が起動すると自動的に接続を切り替えてくれますが、本体天面のボタンで手動操作も可能です。
どの機器が接続しているのか分かりやすくするために、本体前面にはLEDが搭載されています。
輝度が抑えられたLEDなので、光が視界を邪魔する心配もありません。
入力ポート |
3つ |
出力ポート |
1つ |
HDMI規格 |
High Speed with Ethernet(HDMI 1.4a/HDCP対応) |
対応解像度 |
1080p(1920×1080)、WUXGA(1920×1200) |
切替方式 |
自動 |
外部電源 |
USB micro-B端子で給電可能(USBケーブル・ACアダプタ別売) |
販売リンク:https://www.amazon.co.jp/dp/B00O1HX6RC
超小型設計なので、狭いテレビ周りにも置きやすいHDMI切替器です。
こちらのHDMI切替器は4つの入力ポートが搭載されているので、多くの機器を接続したい時に重宝します。
全てのケーブルを一方向に配線できるので、ケーブル同士が絡みにくいのも利点です。
電源供給なしで使用できますが、HDMI機器からの供給が不足する場合はUSBケーブルとACアダプタを使って動作を安定させられます。
切替方式が自動なので切り替えの煩わしさがなく、必要に応じて本体のボタンから手動で操作可能です。
入力ポート |
4つ |
出力ポート |
1つ |
HDMI規格 |
High Speed with Ethernet(HDMI 1.4a/HDCP対応) |
対応解像度 |
1080p(1920×1080)、WUXGA(1920×1200) |
切替方式 |
自動 |
外部電源 |
USB micro-B端子で給電可能(USBケーブル・ACアダプタ別売) |
販売リンク:https://www.amazon.co.jp/dp/B079SQ3MDR
本体に付いているボタンで機器を切り替えられるHDMI切替器なので、自動切換による誤操作の心配がありません。
入力ポートが3つあるので、最大3台までHDMI機器の接続できます。
機器から供給するので電源が確保しにくい場所でも使えます。
HDMIポートは全て金メッキで加工されているのでサビにくく、長く切替器を使用することが可能です。
軽くてコンパクトなのでどこでも起きやすく、HDMIポートの向きが一方向なので綺麗に配線できます。
入力ポート |
3つ |
出力ポート |
1つ |
HDMI規格 |
HDMI Ver1.3b(フルHD 3D/HDCP対応) |
対応解像度 |
1080p(1920×1080)、WUXGA(1920×1200) |
切替方式 |
手動 |
外部電源 |
なし |
販売リンク:https://www.amazon.co.jp/dp/B00NV0B5VY
4Kテレビに対応しているHDMI切替器です。
最大4K2K(4096×2160@30Hz)の解像度に対応しています。
4K2Kの解像度の出力では、リフレッシュレート60Hzには対応していないので注意してください。
完全手動切替となっており、本体のボタンかリモコンを使って切替操作が可能です。
選択した機器はLEDにより一目で分かる仕様となっています。
HDMI機器から電力を供給して使えますが、映像の乱れや途切れが生じた時は同梱しているUSBケーブルを使って電源供給により動作を安定させられます。
入力ポート |
3つ |
出力ポート |
1つ |
HDMI規格 |
4K、2K、HDCP1.4対応 |
対応解像度 |
4096×2160@30Hz(4:4:4)、3840×2160@30Hz(4:4:4)、3840×2160@30Hz(4:2:2)、1920×1200@60Hz、1920×1080@60Hz |
切替方式 |
手動(リモコン付き) |
外部電源 |
USBケーブルから供給可能 |
販売リンク:https://www.amazon.co.jp/dp/B01GQZVC68
最大3台のHDMI機器を出力できるHDMI切替器です。
本体は同梱しているネジを使えば、テレビの背面に設置できます。
ネジはM4~M10サイズまであるので、小さいサイズから50インチの大きなテレビにも取り付け可能です。
テレビ・液晶モニターの周辺に設置できるスペースがない人におすすめです。
HDMIケーブルが全て一方向に出ているので、配線もすっきりと取り回しできます。
手動タイプですが、専用のリモコンが同梱しているのでテレビの背面に取り付けた場合でも楽々と切替可能です。
入力ポート |
3つ |
出力ポート |
1つ |
HDMI規格 |
4K2K、フルHD 3D、CEC(基本リンク機能)対応 |
対応解像度 |
480i、480p、576i、576p、720i、720p、1080i、1080p |
切替方式 |
手動(リモコン付き) |
外部電源 |
なし |
販売リンク:https://www.amazon.co.jp/dp/B006SS6IGS
4Kに対応しているHDMI切替器です。
PS4ProやPS5、Nintendo switchの有機ELモデルドックなどに対応しており、ゲーム機を複数台接続したい時におすすめです。
HDMI機器は最大4台まで接続できます。
こちらは自動切換と手動切替の両方に対応しており、好みの方に設定することが可能です。
ACアダプタなしでも使えますが、電力不足の場合は同梱するUSBケーブルから電源供給ができるので、安心してゲームをプレイできます。
入力ポート |
3つ |
出力ポート |
1つ |
HDMI規格 |
4K、2K、3D対応 |
対応解像度 |
4096x2160/30Hz(4:4:4)、3840x2160/30Hz(4:4:4)、3840x2160/30Hz(4:2:2)、1920×1200/60Hz、1920×1080/60Hz |
切替方式 |
自動・手動 |
外部電源 |
USBケーブルから供給可能 |
販売リンク:https://www.amazon.co.jp/dp/B071FMKWRZ
入力ポートを5つ持つので、HDDレコーダーやゲーム機、セットトップボックス、ビデオカメラなどを同時接続できます。
4K2K(3840×2160, 60p)に対応しており、精細な映像を映し出すことが可能です。
UHD BDなどで使用されている高画質技術のHDR10にも対応しています。
手動タイプなので意図せずに画面が切り替わりことがなく、リモコンを使えば離れた位置からも操作できます。
ACアダプタで電源供給するタイプとなっているので、安定して動作してくれます。
入力ポート |
5つ |
出力ポート |
1つ |
HDMI規格 |
HDMI(Deep Color対応)、HDCP 2.2、HDR10対応 |
対応解像度 |
480i、480p、720p、1080i、1080p、2160p(60fps) |
切替方式 |
手動(リモコン付き) |
外部電源 |
ACアダプタ |
販売リンク:https://www.amazon.co.jp/dp/B07N6HWPP2
今回はHDMI切替器の選び方とおすすめ商品をご紹介しました。
同時接続させたいHDMI機器がたくさんあり、毎回ケーブルを付け替えることが面倒だと感じたらHDMI切替器を導入してみましょう。
製品によって入力ポートの数や対応している規格、解像度、切替方式、外部電源の有無など色々と違いがあります。
どれだけのポート数や性能が必要なのか、用途をはっきりさせた上で自分に合ったHDMI切替器を選びましょう。
たくさんの商品があるので、悩んだ時はご紹介したおすすめのHDMI切替器から選んでみてください。
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