市販・レンタルBlu-rayディスクには、AACSやBD+といったコピーガードが搭載されており、コピーガードを解除しない限り、コピーやリッピングといった操作は一切行えないようになっています。また、BDレコーダーで録画したテレビ放送(地上波、BS、CS等)に関してもAACSがかかってしまうため、コピーやリッピングができません。
そこで、今回の記事では、こうしたコピーガードを解除できる「DVDFab Passkey forブルーレイ」の機能と使い方を詳しく解説していきたいと思います。
DVDFab Passkey forブルーレイは、市販・レンタル・録画した番組のコピーガードを解除してフォルダ、ISOイメージファイルに変換することができるソフトです。ほとんどのコピーガードに対応しており、独自サーバーによって最新のコピーガードに対応するため、ブルーレイディスクを扱う人なら持っていても損はない製品と言えます。
※市販・レンタルBlu-rayのコピーガードを解除してコピー・リッピングする行為は、「違法行為」となってしまうので注意してください。以下の場合は違法にはなりません。
1-1. DVDFab Passkey for ブルーレイの仕様環境
それでは、実際にDVDFab Passkey for ブルーレイを使ってコピーガード解除、ISO(フォルダ)への変換を行ってみましょう。今回は無料版(30日間の無制限試用)を使って解説していきます。
1.公式サイトにアクセスし、「無料ダウンロード」をクリックします。
2.ダウンロードが完了したら「DVDFab Passkey ○○○○.exe」をダブルクリックして、インストーラーを起動します。(○はバージョンナンバーが表示されます。)
3.インストーラーを開いたら、「実行」をクリックして、日本語を選び、「OK」をクリックします。
4. DVDFab Passkey のセットアップウィザードが開くので、「次へ」をクリックします。
5.試用許諾契約書の同意が表示されたら、「同意する」にチェックを入れて「次へ」をクリックします。
6.インストール先の指定が表示されたら保存先を指定して「次へ」をクリックします。※特に希望がない場合はデフォルト推奨です。
7.プログラムグループの指定は特に指定する必要がないので「次へ」をクリックします。
8.「デスクトップアイコン」「クイック起動アイコン」を作る場合にはチェックを入れ、「次へ」をクリックします。
9.セットアップに関する情報が表示されるので、そのまま「次へ」をクリックします。
10.インストール設定が完了すると、以下の画面が表示されるので「すぐ再起動」にチェックを入れて「完了」をクリックします。※後から再起動することも可能ですが、再起動しないとDVDFabが正常に起動しない場合があるため、必ず再起動しましょう。
再起動が完了したらインストールは完了です。
インストールできない、途中でフリーズしてしまうなどの場合は、「管理者権限」でインストーラーを起動してください。(インストーラーアイコンを右クリックで「管理者として実行」をクリックします。)
また、上記の対応でも不具合が出る場合は、再起動を行い、インストーラー以外のソフトを全て終了してから、インストールをはじめてください。
インストールが完了したら、早速DVDFab Passkey for ブルーレイを使ってみましょう。
DVDFab Passkeyは単独ソフトとして起動するのではなく、ドライバレベルで常駐するツールなので、起動するといった概念がありません。Windowsを起動し、タスクバーのアイコンからすぐにアクセスすることができます。
1.タスクバー上のアイコンをクリックし、設定をクリックします。
2.設定画面ではデフォルトで以下の設定になっているので、変更点がある場合は変更して「OK」をクリックします。
※基本的にデフォルトで問題ありませんが、Windows起動時にDVDFabが起動しないようにしたい場合は、一番上のチェックを外して「OK」をクリックしてください。
3.画面左から「Blu-ray」をクリックして、Blu-rayに関する設定画面を開きます。デフォルトでチェックされている項目は、全て「コピーガード解除」です。特に問題がない場合はデフォルトのままで構いません。
※市販・レンタルBlu-rayのコピーガードを解除してコピー・リッピングを行うと違法行為となるので絶対にやめましょう。
4.左の項目から「DVD」を選択すると、DVDの設定も可能となります。こちらもデフォルトでチェックされている項目は「コピーガード解除」機能なので、市販・レンタルDVDを取り扱う際には十分に注意してください。※違法行為対策として、これらのチェックを外して保存しておくというのも有効な方法です。
DVDFab Passkey for ブルーレイを使って、Blu-rayをISOイメージファイルにする方法です。
1.Windowsに常駐している状態で、ドライブにBlu-rayディスクを挿入します。(事前に設定を完了させる)
2.Blu-rayディスクを挿入すると、自動でディスクを検出し、数秒で解読が完了します。
3.解読が完了したら、タスクバーからDVDFab Passkeyアイコンを右クリックで「ハードディスクにリッピング」をクリックします。※ISOファイルを無圧縮でHDDに保存するので、最低でも30GB以上の空き容量を作っておきましょう。
4.「ターゲット」の右側にある「・・・」をクリックして、保存先を指定し、「リッピング」をクリックします。
リッピングが完了したら、ライティングソフトでBlu-rayディスクを作成や、ISOから再生できるメディアプレーヤー使って映画などを再生してみましょう。
※無料のImgBurn(ブルーレイライティングソフト)やDVDFab仮想ドライブ(マウント用)を使えば、コピーしたISOイメージファイルからBlu-rayディスク作成や、データBlu-rayを使用することも可能です。
DVDFab Passkey for ブルーレイの機能を使って、市販・レンタルBlu-rayをISOイメージファイルにリッピングすると、「違法行為」となってしまうため、利用する際には以下の点に気をつけてください。
また、DVDFab Passkey for ブルーレイは、「コピーガード解除機能」が主体で、リッピング機能はおまけ程度のため、本格的にリッピングやコピーをするなら、別途変換できるソフトが必要です。まずは30日間の無料期間でどんな機能があるのか、しっかり使ってから購入すると良いでしょう。
今回の記事では、DVDFab Passkey for ブルーレイを使って、Blu-rayのコピーガードを解除する方法を解説させて頂きました。今回の記事では以下の点がポイントとなります。
DVDFab Passkey for ブルーレイは有料で購入すると中々の価格になるので、まずは無料版を利用して、用途にあっているか確認することをお勧めします。Blu-rayのコピーガードを解除するなら非常にオススメの製品です。もっと製品を知りたいならDVDFabをクリックしてください。
ブログで飯を食う!毎日自由に生きてます。💛コロナショックの逆境に端を発して、ブログを本格始動。
「面白い作品を見つける➡コピーやダウンロードでバックアップ➡好きな日一気に楽しむ」が常態化w
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