大型動画配信サービスのYouTubeやニコニコ動画では、動画を投稿するだけでなく動画の生放送が主流となりつつあります。動画配信と違って、生配信はリアルタイムで配信者と関わることができるということと、収益化がより合理的などの理由でその勢力を伸ばし続けています。
そこで、今回の記事では今人気の生配信について、詳しく解説していきたいと思います。
若者を中心に絶大なる人気がある「生放送」」ですが、それには下記のような理由があります。
●リアルタイムで配信者と関われる楽しさ
面白い動画やすごい動画をみた時、その感動を共有したり、配信者に感謝の気持ちを伝えたいと思ったことはありませんか?動画コンテンツは一種のライブや発表会のようなものであり、それを見た観客(視聴者)は、大いに盛り上がります。一緒に見ている人が多ければ多いほど、その感動も高まり、昂った気持ちを相手に伝えることができれば、配信者も視聴者も最高の気持ちになれるでしょう。
しかし、実際に動画配信されたものを視聴するだけでは、コメントから気持ちを伝えることしかできず、配信タイミングによっては、大きく時間のズレが生じてしまいます。そうしたマイナス面を解消し、まさにネットワーク上のリアルタイム発表会にしているのが「生放送(ライブ配信)」です。
動画視聴だけでは分からなかった、配信者の性格や新たな一面などを見ることもできるため、視聴者はより一体感のある関係性を構築することができるのです。
●配信者と友達になれる
生放送の特徴として、配信者に対してリアルタイムのコメントを送ることが出来ます。リアルタイムにコメントを受け取った配信者は、その場で視聴者と対話をすることが可能なので、視聴者は配信者と友達のような関係性を持つことが出来ます。また、配信者は多くのコメントにしっかり対応してくれるため、安心感を得ることも出来ます。
配信者の中には、視聴者の言葉によって勇気づけられ、視聴者と深い関係性を持つ人も少なくありません。生放送はネットワークを通じた人間関係の象徴とも言えるかも知れません。
●お互いに本音を語り合える
配信者の中には、普段は誰にも言えないようなことを「生放送」で配信している人もいます。そうした悩みや苦しみに対して、共感できる視聴者も数多く存在しており、一種の相談役になることもあります。リアルタイム配信は、視聴者だけでなく、配信者のメンタルを回復させるツールにもなっているのです。
●手っ取り早く収益化できる(配信者側)
「生放送」が人気である大きな理由の一つに手軽な収益化があります。ライブ配信では、視聴者が配信者向けにお金を送る「投げ銭」というシステムがあり、自分が渡したい金額分だけ配信者にリアルタイムで送金することができるという画期的なものです。この方法が採用されたことで、YouTubeのような「視聴回数」や「再生時間」、「登録者数」などのハードルがなくなり、少ない視聴者でも場合によっては数百万円の収益を獲得できるようになりました。こうした背景から、手軽なライブ配信を行う人が増えており、その人気を加速化させています。
このように「生放送」配信は、配信者、視聴者双方にとって大きな利益のある方法と言えます。
現在、生配信用に用意されているサービスは数多く存在しており、初心者の方はどれから利用すればいいのか分からないほどです。そこで、ここでは各プラットフォームごとにお勧めの生配信サービスとその使い方について、詳しく解説していきたいと思います。
●声だけのライブ配信「Spoon(スプーン)」
こちらは「声」に焦点を当てたライブ配信アプリで、顔なしで配信できるため、「声に自信はあるけど、顔に自信がない」人や、初心者の方にお勧めできるアプリとなっています。
ライブ配信はもちろん、事前に音声を収録しておく「CAST」が搭載されており、Twitterのような短い音声を効果できる「TALK」機能も充実しています。
「スプーン」というアプリ内通貨を使った投げ銭機能も搭載されているため、初心者からでも簡単に収益化することが出来ます。(スプーンは現金やギフト券に換金可能)
iPhone・Android対応
●「DeNA」運営の信頼できる配信アプリ「Pocicha(ポコチャ)」
2020年にグットデザイン賞を受賞したライブ配信アプリで、おしゃれなデザインと、配信者と視聴者が交流できる「ファミリー機能」によって、より親密感のある関係性を持てる配信アプリとなっています。こちらは配信時間に応じて収益を得ることが可能です。
iPhone・Android対応
●音楽ライブに特化した「17LIVE」
こちらは急成長しているライブ配信アプリですが、定期的にオーディションなども開催しており、アーティストとしての活動を広げる目的で利用する配信者も多くいます。こちらも投げ銭が主流となっており、人によっては数千万円もの収益を上げている大規模な配信サイトと言えるでしょう。
iPhone・Android対応
●全世界4億人が利用する人気生放送アプリ「BIGO LIVE(ビゴライブ)」
日本ではまだ知名度が低いものの、全世界では圧倒的人気を誇っているライブ配信アプリで、日本でも人気を高めてきています。こちらはトークやライフスタイルの配信はもちろん、ゲーム実況や歌など、さまざまな配信方法があり、多くのユーザーにおすすめできる方法と言えるでしょう。
iPhone・Android対応
●アバターを使って配信できるライブ放送アプリ「ピカピカ」
トークや歌の配信をしたいけど顔は出したくない!という人にお勧めなのが「ピカピカ」です。好きなアバターを作って配信できるため、歌手や声優を目指している人にもお勧めの配信アプリと言えるでしょう。このアプリには「投稿システム」と「ギフトシステム」というものがあり、投稿システムでは、ライブ配信と動画、テキスト配信、ギフトシステムではアプリ通貨である「豆」を使って配信者に多くの投げ銭をすることが可能になっています。
iPhone・Android対応
●ニコニコ生配信
PC向け生配信といえば「ニコニコ生配信」です。無料で配信ができるようになり、初心者からでも簡単にライブ配信を行うことができるようになりました。収益化には「投げ銭」とクリエイター奨励プログラムから奨励金をもらう、ユーザーチャンネルの収益化の三つがあるため、比較的収益スピードも速いでしょう。
●YouTube Live
世界的に有名な大型動画配信サービス「YouTube」のライブ配信機能です。YouTuberの増大によって、収益化のハードルは高くなり、YouTube Liveを利用する人も増えています。こちらではsuperchatと言われる機能を使うことで「投げ銭」が可能になるため、手取り早い収益化も可能となっています。ただし、チャンネル登録者数1000人を超えないと利用できないため、導入ハードルは高めです。
●Twitterでお馴染みの「ツイキャス」
雑談配信に特化したサービスで、配信者と視聴者がフレンドリーになれる機能が充実しています。最近ではゲーム実況機能も強化してきており、万能ライブ配信サービスへと変わりつつあります。ツイキャスでは1再生3円と非常に高い収益性を持っていますが、収益化には3ヶ月の動画視聴者数が1000人以上であるなど、YouTubeと同じようにハードルは高いものとなっています。
●ゲーム配信といえば「Twitch(ツウィッチ)」
Amazon.comが提供しているゲーム配信プラットフォームで、通常配信にも利用できるものの、ゲーム用の拡張機能が豊富なため、ゲーム特化のライブ配信サービスと言えるでしょう。
Twitchにはゲーム好きが集まっているため、コメント率も高く、無言で視聴するという視聴者が少ないという特徴があります。
また、収益化にはフォロワー50人、過去30日間で8時間以上の配信(平均3人以上が視聴している)などハードルが低いこともあり、初心者にもお勧めのプラットフォームです。
ただし、配信は14日で消えてしまうため、配信したデータを保存するなどしないと消えてしまうというデメリットもあります。
●ゲーム特化のライブ配信「OPENREC(オープンレック)」
サイバーエージェント社の子会社「cyber Z」が運営しているプラットフォームで、Twitchと同等に人気があります。OPENRECの特徴は、ゲームタイトルごとに配信を探すことができるということで、同じゲームが好きな人同士で集まることが可能です。また、超遅延モードによってコメントの遅延がほぼ皆無であるため、リアルタイムでのやりとりは非常にスムーズになっています。
収益化は月額540円のプレミアム会員とクリエイターズプログラムに参加するだけなので、初心者でも非常にお勧めです。
●発展途上のゲーム配信「Mildom(ミルダム」
2019年に登場したばかりの新星ゲーム配信プラットフォームです。最新の機能を搭載しつつも発展途上であり、ユーザー数も多くはありません。
Mildomの収益化は他のプラットフォームとは異なり、二つのランキングに参加することで収益化をおこないます。
・L1ランキング:公認配信者を争う
・L2ランキング:時給報酬獲得を争う
この二つのランキングが上位になると、時給が上がっていくため、投げ銭とは違った収益方法を楽しめます。(投げ銭やメンバーシップの収益方法もあり)
ただし、Midomでは配信タイトルに厳しい制限がかかっており、好きなタイトルが配信できない可能性もあります。
●ゲーム配信としても有能「YouTube Live」
PCの配信プラットフォームとして紹介させていただきましたが、ゲーム実況としても有能で、YouTubeを利用しているゲーム実況配信者は多く存在します。配信タイトルに大きな制限がなく、複数の配信者と視聴者でワイワイ騒げることが大きなメリットと言えます。
また、YouTubeでは生配信のデータがそのまま残っているため、過去データを楽しみたい人にもお勧めと言えるでしょう。
導入方法や使い方は「YouTube Live」の解説欄と同じなので割愛します。
動画の生配信はスマホ、タブレット、PCを問わず多く存在しており、初心者からでも簡単に始めることができるプラットフォームも多いため、まずは手軽に動画の生配信を始めてみましょう。
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