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最近では、音声のみで情報を伝える媒体が増えてきています。
例えば、考えた文章を音声に変えてくれるツール「音声読み上げソフト」が注目されています。
元々目の不自由な方や高齢者の方、文章を読むのが苦手な方に対して作られたのが音声読み上げソフトです。
しかし最近では色々な用途で使う方が多いので、幅広い層からのニーズがあります。
音声読み上げソフトの中でもシンプルで使いやすいと人気を集めているのが、「Softalk(ソフトーク)」です。
今回はSoftalkの基本情報からダウンロード方法、機能、使い方、評判などについてご紹介していきます。
Softalkに興味がある方はぜひ参考にしてみてください。
音声読み上げソフトとは、文字や文章などを音声に変えて読み上げてくれるソフトです。
日本語はもちろん、英語やドイツ語、中国語など、様々な国の言葉での読み上げに対応しているソフトもあります。
特徴としては、音声を読むスピードを変えることができたり、オーディオファイルでダウンロードできたりするものも存在します。
以前は目の不自由な方や高齢者の方向けのツールとして使われることが多いものでした。
しかし、現在は様々な用途で使われることが増え、とても身近なものになっています。
そういったニーズの増加から、数年前よりも様々な機能を備えたソフトが開発・販売されています。
最近のソフトは人間が読んでいるように聞こえるものもあるので、使う人の用途に合わせて選ぶことも可能です。
Softalkとはcncc氏によって開発された音声読み上げソフトで、漢字を含んだ日本語の文章を音声合成で読み上げてくれます。
Windows用フリーソフトとして2006年に初めて公開されました。
音声合成ライブラリにはAquesTalkが使われていて、2010年にAquesTalk2、2017年にAquesTalk10にも対応可能になりました。
Softalkで作った音声は実況用の動画などに使われることが多く、ニコニコ動画では「ゆっくりしていってね!!」でお馴染みの声とされています。
そのため、ネット上では「ゆっくりボイス」として親しまれています。
Softalkを使えば、自分の声に自信がない方や声を録音できる環境がなくても動画を作ることができます。
また、最近では生配信などで導入し、書き込まれたコメントを自動的に読んでくれるソフトとしても活用されています。
Softalkでは、AquesTalkやAquesTalk2、SAPI、Microsoft Speech Platformなどにも対応しています。
機能については以下の通りです。
Softalk自体はとてもシンプルなソフトで、操作方法も簡単です。
カスタマイズ性も高く、自分で様々な項目を調整することができます。
インターフェースはシンプルで分かりやすく、WAVEファイルに保存した内容は様々な用途にも使用できるでしょう。
Softalkのダウンロード方法はとても簡単です。
ダウンロードするためには、公式サイトのダウンロードページにある「最新バージョン」の項目をクリックします。
次にダウンロードした圧縮ファイルを解凍してSofTalk.exe から起動してください。
なお、Softalkはインストール不要で使うことが可能です。
使い方について、項目ごとに1つずつ説明していきます。
Softalkを起動し、メニューバーの「ファイル」から「テキストを開く」を選んで開くとテキスト内容がメイン画面上に出てきます。
画面の下にある「 ▶ 」をクリックすると、テキストを読み上げます。
音量や読み上げ速度・音程は画面下の音量、速度、音程のバーを動かしたり、数値を入力したりして調整が可能です。
「 ◀◀ 」や「 ▶▶ 」を押すと、読んでいる行を進めたり、戻したりできます。
テキストを読んでいる最中に画面下の赤い「 ● 」をクリックすると、音声が録音されWAVEファイルに保存ができます。
単語の種類によっては、正しく読み上げをしてくれないことがあります。
そういった時は単語を登録しておくと、希望通りに読んでもらうことができます。
例えば、「Softalk」という言葉を読み仮名登録する前は「エス・オー・エフ・ティー…」というように読み上げますが、「そふとーく」と登録するとしっかりと希望する単語で読み上げてくれます。
また、「☆」マークを「ほし」と設定すれば☆マークが出てきた時は「ほし」と読んでくれます。
テキストの中に読まなくてもいい箇所がある場合は、飛ばして読み上げるように設定ができます。
最初の設定では女性の声で読み上げられるようになっていますが、メニューバーの「声」か「オプション」の「環境設定」→「声質」タブで声質を変えることができます。
声質の種類については、女性・男性・中性・ロボット・機械・特殊・Microsoft Zira Desktop – English・Microsoft Haruka Desktop – Japaneseがあります。
この項目では、抑揚をON/OFFで切り替えることも可能です。
指定した箇所を、選んだ声色で読み上げさせることも可能です。
音声読み上げソフトには様々な種類があります。
その中でもSoftalkと同様に名前が広く知られているのは、「YMM」です。
YMMとは“ゆっくりMovieMaker”の略称で、AviUtlを使ってゆっくり動画を作成するための音声挿入・編集ソフトです。
編集する際にはゆっくりの音声を色々な声色で調整できたり、簡単に声音を変えたりできます。
このYMMとSoftalkの大きな違いは、YMMには初期設定で「ゆっくり霊夢」と「ゆっくり魔理沙」というキャラクター設定が入っているという点です。
初期から入っているキャラクターの声を使うこともできますし、自分で新しいボイスを作成することも可能です。
キャラクター設定には、様々なボイスの種類があるので自分好みの声を作ることもできます。
Softalkにはキャラクター設定の項目が存在しないので、自分オリジナルのキャラクターを作りたいという人や既存のキャラクターの声を使って動画を作成したいという方はYMMを使ってみてください。
Softalkを実際に使っている方の評価についてご紹介します。
“行単位でテキストの早送りと巻き戻しが出来る点が良い。テキストの読み込みも速い。読み上げの精度は完璧ではないがそこはテキストークと大差無い。正規表現を登録すれば青空文庫の長文テキストも青空文庫ルビを読み込み読み上げてくれる。この機能はテキストークには無い。テキストークよりはお勧め。”
“若干、音声の読み上げに違和感を感じる事がありますが、句読点や、ひらがな等を駆使してやればうまく読み上げてくれます。使い方次第なところがあります。読み上げできる音声の種類も豊富で、いいかも♪”
“いつも使わせていただいています。聞き取りやすく、音声の修正もできるので素晴らしいと思います。”
“たしかに不自然ではありますが、よく読むなと思いました。長文も受け付けてくれます。間違った読みは辞書登録で直せます。フリーでこれだけできれば星5つです。一太郎2015にアップデートして「詠太」を使いたいと思っていましたが、しばらくこちらでいきます”
引用元:フリーソフト100「SofTalkの評価」
このように、機能面を評価する声が多く見られました。
充分な機能が備わっている上に、無料で使える点が人気の理由と言えます。
他のソフトよりも良いという声も見られるので、音声読み上げソフトで迷っている方にもおすすめです。
今回は、Softalkの基本情報からダウンロード方法、設定、使い方、評判などをご紹介してきました。
音声読み上げソフトにも様々な種類がありますが、充実した機能を無料で使うことができるSoftalkは非常におすすめです。
動画を作成する時に、大きな声が出せる環境にない方や声に自信がない方には大変便利なソフトなので、ぜひSoftalkを使ってみてください。
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