本記事では「Filmoraってよく聞くけど、どんなソフトなの?」「Filmora 13にAI機能が実装されたらしいけど、具体的にどんなことができるの?」という方に向けて、Filmora 13の使い方を解説。
筆者は実際にFilmora 13の有料版を1年ほど使っていますので、ユーザー目線で徹底的にレビューしていきます!
Filmoraは、初心者でも簡単に高品質な動画を編集できる動画編集ソフトです。Filmora 13は、Wondershare社が開発・販売している動画編集ソフトの最新バージョンとして2023年10月25日に発売されました。最新のアップデートでは、AIによる動画編集機能の強化機能や動画の表現力を高める機能、編集作業を効率化する機能などが追加されています。
Filmora 13の無料版と有料版に機能的な違いはありません。ただし無料版の場合は、出力ファイルにロゴの透かしが入ります。また、Filmora 13には有料のエフェクトやオーディオ素材などが販売されており、有料プラン加入者がさらに追加で素材を購入できる仕組みとなっています。
結論からお伝えすると、Filmora 13に危険性はありません。その理由は3つあります。
「解約できない」という声もありますが、Filmora 13の解約方法は明記されていますので、きちんと手順を踏めば解約できますよ。
Filmora 13 |
Premiere Pro |
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料金 |
7,980円(年間) *キャンペーン価格 |
2,728円(月額) *年払いの場合 |
支払方法 |
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対応OS |
Windows/Mac |
Windows/Mac |
無料体験の有無 |
〇(無制限) |
〇(7日間) |
ロゴの有無 |
無料版はロゴあり |
無料期間中はロゴなし |
AI機能 |
〇 |
〇 |
操作性 |
◎ |
〇 |
機能性 |
◎ |
◎ |
安全性 |
〇 |
〇 |
おすすめの用途 |
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おすすめの人 |
コスパを重視したい動画編集初心者の方 |
本格的な動画編集を行いたい中上級者の方 |
Filmora 13は初心者でも使いやすいソフトデザインとなっているため、気軽にプライベートの動画編集やYouTube動画編集が行えます。Filmora 13は機能がシンプル…というイメージが定着していますが、近年本格的な機能がどんどん追加されており、より高度な編集が行えるソフトへと進化しつつあります。
一方Premiere Proは『シン・エヴァンゲリオン劇場版』や『シン・ウルトラマン』などの映像編集ソフトとして採用されたことのある本格的なソフト。プロが現場で使うにはおすすめですが、YouTube動画や企業のPR動画編集であればFilmora 13でも十分カバーできるでしょう。
Filmora 13のプランは、
の3つです。マルチプラットプラントはWindowsやmacなど複数のOSに対応したプランで、1年プランはWindows専用になります。
一方Premiere Proは
の3つ。
Premiere Proは1年間で28,776円ですが、Filmora 13は永久ライセンスでも8,970円なので、料金で比較するとFilmora 13の方がお得です。
操作性で比較すると、Filmora 13に軍配が上がるでしょう。Filmora 13もPremiere Proも、
という基本構成は変わりませんが、Premiere Proは機能が多く、かつアイコンからどんな機能か想像しづらいため初心者にはオーバースペックかもしれません。
一方Filmora 13はアイコンが視覚的なので、このアイコンをクリックしたらこんな風になる…と想像がしやすく、初心者がよりイメージを形にしやすいインターフェースとなっています。
Filmora 13はすべての機能を永久的に無料で利用できます。ただし書き出しがファイルにはロゴが入るため、その点は注意しましょう。
Premiere Proの無料体験は、加入プランにかかわらず7日間です。無料体験を行う際は支払い情報の登録が必要で、無料体験期間中に解約しない場合は、料金が自動的に引き落とされます。
Filmora 13もPremiere ProもAI動画編集機能が実装されています。
Filmora 13のAI機能例 |
Premiere ProのAI機能例 |
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Filmora 13はAIが自動で動画や画像を作成してくれたり、音楽やサムネイルを作成してくれたり、AIが動画編集の作業の一端をになってくれる機能が多いです。
一方Premiere Proにも動画編集作業を効率化するAI機能が搭載されていますが、AIがカラー補正をしたりサウンドとビジュアルをリミックスしてくれたり、AIが動画の質を上げる機能が豊富にあります。
※ Filmora 12とFilmora 13の違いについて、こちらでご確認ください。
今回はMacにFilmora 13をインストールしていきます。
Filmora 13を起動したら「新しいプロジェクト」をクリックします。
「インポート」から素材を読み込んでいきましょう。「ストック」では動画編集に使える素材が提供されています。
「+」をクリックしてタイムラインに追加してください。
トランジションとは、画像と画像もしくは動画と動画のつなぎ目に挿入する動画効果のことです。メニュー欄で「トランジション」を選択したら、トランジションを入れる素材をクリックします。
ダウンロードしてから「+」でタイムラインに追加しましょう。
エフェクトとは、文字や画像に特殊効果を入れる機能のこと。素材に光を入れたり、画面全体にフィルターをかけたりすることで、視聴者にインパクトを与えることができます。「エフェクト」を選んだら、エフェクトを入れる素材をタイムラインで選択し、好きなものを左側のプルダウンから選択してください。
エフェクトをつけると、このように画像に世界観を追加できます。
音楽を入れる方法は2つ。「オーディオ」から読み込む方法と、ローカルからアップロードする方法です。
「オーディオ」にある音楽は、ピンクのダイヤモンドアイコンがなければ無料で使用できます。
ローカルからファイルをアップロードする場合は、「メディア」から読み込むか、「+」アイコンから読み込みましょう。
動画を書き出す(変換してデバイスに保存する)には、右上の「エクスポート」をクリックします。タイトルや形式などを設定してもう一度「エクスポート」をクリックしてください。
ここでは、Filmora 13の役立つAI編集機能を3つ紹介します。
AI動画生成機能を使えば、文章から動画を自動で生成できます。動画だけでなく音楽も挿入してくれますので、動画制作の手間が大きく省けるでしょう。
まずは起動画面から「AI動画生成」をクリックします。
動画を作成したい文章を入力してください。文章の言語と動画比率、動画音声の声も設定します。(ちなみにAoiさんは小さい女の子のような声です)
設定が完了したら「文章から動画生成」をクリックしましょう。
こんな感じで動画ができあがりました。テキストに合わせて最適な画像が表示されるようになっています。
必要であれば、タイムラインから微調整を行いましょう。メディアの差し替えも、普段の編集作業と同じように簡単に行えます。
AIテキストベース編集は、動画の音声をテキスト化して字幕として動画に追加できる機能です。端的にいえば、文字起こし機能ですね。
動画の動きに合わせて字幕を表示でき、文字スタイルや表示のタイミングはタイムラインから自由に変更できます。
Filmora 13を起動したら「AIテキストベース編集」をクリックしましょう。
テキスト化する言語を選択して、音声を文字化する動画をアップロードしてください。
テキスト化中…
動画にテキストが追加されました。AIが音声認識をしているため、書き起こしの精度も非常に高いです。右下の「タイムラインにエクスポートする」をクリックすると、内容がタイムラインに追加されます。
あとは自由に編集を行いましょう。さらにメディアを追加することもできます。
動画を書き出す際、サムネイルの下の「編集」をクリックすると、AIが動画のベストショットを選出した画像をもとにサムネイルを作成できます。
テンプレートを用いて文字を入れることも可能です。好きなテンプレートをクリックして、文字を入れ直してください。
保存してエクスポートしましょう。これで動画のサムネイルが完成しました。
今回Filmora 13を使ってみて感じたのは、とにかく直感的な操作ができるということ。高機能な動画編集ソフトを使ってみたこともありますが、機能名からどんな機能か想像しづらかったり、アイコンを押してもどうなるかわからなかったり、「勉強しないと前に進めない感」があり、動画編集を楽しむことができませんでした。
一方Filmora 13はインターフェースが工夫されており、左から右へ、メディアを追加して、並べて、最後にエクスポート…という感じで迷わず流れ作業ができます。また、今回追加されたAI動画編集機能は、どれも驚くほど便利でクオリティが高く、動画編集のフェーズを一歩前に進めたといっても過言ではないでしょう。
今回はFilmora 13のアップデート内容や、使い方を解説しました。Filmora 13は特にAI機能が強化され、動画編集作業が劇的に効率的になりました。AIが動画を生成してくれるため、ユーザーは動画の微調整をするだけになり、その余裕からさらにアイデアが続々と湧いてくるでしょう。ぜひ本記事を参考に新しく追加されたAI編集機能を試してみてくださいね。
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