ブルーレイディスクは一般のプレーヤーの他に、SONYのプレイステーションでも再生することができます。2006年に発売されたPS3でも、ブルーレイを見ることは可能です。PS3の後継機種であるPS4やPS5でもブルーレイを見ることはできますが、ディスクの種類によっては再生できない場合もあります。ここでは、PS4でブルーレイを見るための方法について、詳しく紹介します。
PS4用のパッケージソフトはブルーレイディスクを使用しています。そのために、PS4にはブルーレイを再生できる機能が標準で搭載されているので、基本的にはブルーレイディスクならば、PS4で再生することができます。しかしすべてのディスクを再生できるわけではありません。
PS4で再生できるDVD・ブルーレイディスクの種類
PS4で再生できないBlu-ray種類:BD-R XL、BD-RE XL、新しいタイプのブルーレイディスク、4K Ultra HD ブルーレイ、3Dブルーレイ
PS4で見ることができるブルーレイの1つがBD-ROMです。BD-ROMとは読み出し専用のブルーレイディスクのことで、市販されているゲームや観賞用のブルーレイに使用されています。なおPS4はハイブリッドディスクにも対応しているので、HD規格で作られたブルーレイを再生することもできます。その他にPS4では、BD-RやBD-REといった種類のブルーレイも再生することが可能です。BD-RやBD-REは、後からディスクにデータを書き込みできるところが、BD-ROMとの大きな違いになっていて、BD-RとBD-REでは書き込みができる回数が違います。
PS4で対応していないブルーレイディスクの代表的なものがBD-RE ver.1.0で、これは上記で説明したBD-REの一種類にあたります。ブルーレイが発売された時に一番最初に使用されていたBD-REがBD-RE ver.1.0で、耐久性を向上させるためにケースに入れて使用されていました。そのためにこのタイプのブルーレイを見たい場合には、古い時代のブルーレイプレーヤーを探して購入する必要があります。
BD-R XLやBD-RE XLも、PS4では見ることができないタイプのブルーレイディスクです。BD-R XLとBD-RE XLはそれぞれ、2010年に開発されたブルーレイディスクの新しい規格のことです。従来のブルーレイディスクの記録層が最大で2層までだったのに対し、BD-R XLとBD-RE XLは最大で4層まで書き込みができるようになりました。
新しいタイプのブルーレイディスクにもPS4は対応しておらず、4K Ultra HD ブルーレイも再生することができません。4K Ultra HD ブルーレイは4Kの高解像度の映像にも対応しているのが特徴ですが、再生するために必要となる性能がその分高くなっています。
その他に3Dブルーレイも、PS4で再生することができない種類のブルーレイにあげられます。
PS4で再生することができないブルーレイディスクであっても、他の種類のPSならば再生できる場合があります。PS3やPS5は、PS4とはブルーレイを再生する機能が若干異なっていて、同じブルーレイディスクを再生した場合でも、映像のクオリティに違いがある場合もあります。PS3とPS4はどちらも再生できるブルーレイの種類が共通していて、PS3でもBD-RE ver.1.0は再生することができません。PS3とPS4のブルーレイ再生機能の大きな違いとしてあげられるのが、アップコンバーター機能です。これはPS3にのみ搭載されている機能で、SD映像を品質の高い状態で最大1920×1080ピクセルのサイズまで拡大することが可能です。ただし、PS4はシステムが継続的にアップデートするシステムが採用されているため、その分ブルーレイの再生機能も向上しています。
PS4の後継機種であるPS5も、PS4とはブルーレイの再生機能の面においていくつかの違いがあります。PS4とPS5のブルーレイ再生機能の大きな違いとしてあげられるのは、Ultra HD ブルーレイを見ることができる機能です。PS5にはUltra HD ブルーレイドライブが標準で搭載されているので、PS4では見ることができなかったUltra HD ブルーレイも再生することができるようになりました。そのために、高品質のUltra HD ブルーレイを見るためにプレイステーションを購入したい場合には、PS4よりもPS5を購入した方が最適です。
PS4とPS5のブルーレイ再生機能には共通している部分もあり、PS5でも3Dのブルーレイを再生することはできません。そのために3Dのブルーレイを再生したい場合には、プレイステーションではなくて、3Dブルーレイが再生できる専用のプレーヤーを購入した方が良いでしょう。パソコンでブルーレイを再生したいならブルーレイコピーフリーソフトでいい。
PS4で見たいブルーレイディスクが再生できなかった場合でも、特別な対処法を実行することで、ブルーレイが再生できるようになる場合があります。PS4でも再生できるはずのBD-ROMやBD-Rのブルーレイディスクが再生できない場合には、本体の設定に問題がある可能性があるため、調べてみた方がおすすめです。PS4で再生できないことがあるのは、市販されているブルーレイディスクです。こうしたブルーレイには著作権を保護するためにコピーガードがつけられているので、PS4の設定によっては正常に再生できない場合があります。
PS4で購入した市販のブルーレイを再生できなかった時には、HDCPの設定を変更することで、正常に再生できるようになることがあります。HDCPとは、ブルーレイに記憶された情報を保護するために使用されている技術で、再生機器とディスプレイの間の情報を暗号化することで、不正なコピーを防止することができます。
HDCPの設定を変更するためには、「設定」>「システム」>「HDCPを有効にする」を選択ます。
①まずPS4のメニュー画面で「設定」の項目を選択します。設定の項目は、画面の右側にあるカバンのような形をしたアイコンが目印です。
②表示される設定の一覧の中から「システム」を選択し、変更できる項目の中から「HDCPを有効にする」という項目を選んでONに切り替えます。
この操作をすることにより、著作権が保護されているブルーレイでもPS4で再生できるようになります。なお、HDCPを有効にすれば、同じようなコピーガードがつけられたDVDディスクも再生することができます。通常の場合、PS4は出荷された時にHDCPが有効になっていますが、ゲームの画面を録画した時などに設定を変更してそのままにしておくと、ブルーレイが見れなくなるので注意が必要です。
PS4で見ることができる種類のブルーレイディスクを再生できない場合、ディスク自体に問題が発生している場合もあります。この場合には、PS4の設定を変更しても再生することはできません。ディスクに問題があるかどうかは、他のブルーレイプレーヤーに入れて再生してみれば、確かめることができます。PS4のソフトウェアのバージョンをアップデートしていないことが再生できない原因となっている場合もあり、この場合にはバージョンをアップデートすれば、再生できるようになることもあります。システムをアップデートするには「設定」の画面から「システムソフトウェアアップデート」を選択すれば、自動的に最新のソフトウェアが本体にインストールされます。
PS4でも再生できるブルーレイディスク及びPS4でブルーレイディスクを再生するための方法について紹介してきました。PS4にはブルーレイディスクを再生できる機能が標準で搭載されていますが、再生できるのはBD-ROMなどのディスクに限られています。対応しているブルーレイディスクでも、本体の設定によっては正常に再生できないこともあるので、BD-ROMのディスクを入れたのに再生できなかった場合には、設定が変更されていないかどうか、一度確認してみてください。次の記事はソニーBlu-rayレコーダーを含めておすすめのブルーレイレコーダーを紹介します。
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