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ゲームをプレイしたり動画を配信したりと、現在はPCであらゆることができる時代です。
Windows10では、そんな時代にふさわしい機能として「PC画面録画機能」が標準で搭載されていることをご存知でしょうか?
今回は、Windows10の録画機能である「ゲームバー」について詳しく説明していきます。
ゲームバーの起動方法、使い方、使用するメリット、さらには録画ファイルの編集方法もご紹介していくので、ぜひ最後までご覧ください。
ゲームバーはWindows10から標準搭載されたPCアプリです。
標準搭載されていることで、ネットからキャプチャアプリを探す必要もなければ、インストールを行う必要もありません。
そんなゲームバーは簡単に起動できることでも有名です。
早速起動方法から使用方法まで詳しく説明していきましょう。
ゲームバーの起動方法は「Win」+「G」キーによって簡単に開けるようになっています。
ゲームバーを起動させると画面上部に以下のようなバーが表示されます。
丸で囲ってある部分をクリックすると「キャプチャ」パネルが現れるので、「録画を開始」ボタンをクリックするだけでキャプチャが始まります。
また、キャプチャを行っている最中は、パネルが以下のように表示されます。
録画を止めたい場合は青いアイコンの「録画を停止」ボタンをクリックすればいつでも終了できます。
ゲームバーでは以下のように様々なアイコンが表示されます。
赤丸で囲ってあるのはスクリーンショットです。
静止した画面をキャプチャするアイコンで、動画よりもファイルサイズが小さいのが特徴です。
青丸で囲ってあるアイコンは直前の30秒を録画する機能になります。
この機能をそもそも使えないという方は多いかもしれません。
使用するためにはWindowsの設定から「ゲーム」を選択し、「ゲーム DVR」タブを開き、「ゲームのプレイ中にバックグラウンドで記録する」を「オン」にするといった手順が必要です。
黄色の丸についてですが、これはマイクの操作になります。
オンにすればマイクで拾ったPC外部の音も録音されるようになります。
緑の丸はストリーミングの開始アイコンになります。
ゲームバーで録画したファイルを再生できる機能ですが、有効にするためには「Xbox Live」にサインインしなければなりません。
ゲームバーをいちいち開いて録画・停止しなければいけないとなると面倒に感じるでしょう。
そんな方におすすめなのがショートカットキーの存在です。
「Win」+「G」キーでゲームバーが起動できるように、録画や停止、画面キャプチャ、マイクの有効・無効もキーボードで操作できるのがゲームバーの優れている点です。
録画を開始、または停止場合には「Win」+「Alt」+「R」キーでできるようになっています。
画面のキャプチャは、「Win」+「Alt」+「Print」で、マイクの有効・無効について「Win」+「Alt」+「M」で可能です。
バックグラウンドの録画は「Win」+「Alt」+「G」キーででき、覚えておくだけで録画したいと思った一瞬を素早く記録できるようになっています。
また、キーボードからは「Win」+「Alt」+「T」で録画タイマーの表示・非表示もできるので、試してみてください。
ゲームバーでキャプチャされた動画・静画はゲームバーの中のギャラリーから確認できるようになっています。
また、データについてはファイルの「PC」から「ビデオ」→「キャプチャ」クリックした先にも保存されています。
録画したデータは基本的にMP4形式で保存され、日時やアプリ名がファイル名になるので判別もしやすいです。
ゲームバーを起動したものの録画が実行できないという方が多くいます。
続いてはゲームバーで画面キャプチャできない場合の対処法をご紹介していきましょう。
キャプチャできない場合、まずはゲームバーが有効になっているかどうかを確かめてみてください。
「設定」から「ゲーム」を選択し、「ゲームバー」もしくは「Xbox Game Bar」を選びます。
その先の上部スイッチボタンをオンにする必要があります。
ゲームバーはWindowsのデスクトップ画面上では録画ボタンがクリックできないようになっています。
録画始めるためには何かしらのファイルやアプリを開いている場合でなければなりません。
そのため、Windows 10の操作方法を紹介する動画を作りたい場合には向いていないのです。
また、キャプチャ中にアプリのウィンドウをサイズ変更した場合にも録画は終了してしまいます。
誤って全画面表示にしたり最小化したりしないように気を付けましょう。
なお、ショートカットキーで録画する場合においても同様です。
ゲームバーを有効にしたものの、録画できないという方はPC自体が動画キャプチャに対応していない可能性が考えられます。
確認方法はまず「設定」から「ゲーム」を選択し、「キャプチャ」を選びます。
キャプチャの設定画面にて赤文字でメッセージが表示されている場合には、残念ながら動画キャプチャを使用することができません。
この場合にはPCを別のものに変えるしかありません。
ここからはゲームバーのメリットについて説明していきましょう。
スクリーンショットやゲームクリップだけに留まらない魅力があります。
ゲームバーはWindowsの標準アプリであるため、ソフトをインストールせずとも使用できるようになっています。
わざわざネットからソフトを検索・インストールが必要ないので、すぐにキャプチャ機能を利用できるのがポイントです。
また、余計なソフトを入れないことで動作も軽くできるメリットが得られます。
OSに組み込まれた標準機能なので安心して使えますし、動作もサクサクに行えるため、使っていてストレスもありません。
ゲームバーはオンボードGPUでも使用できるというメリットを持ちます。
コストを抑えられる反面、性能が劣るオンボードGPUですが、容量が低い標準アプリだけあってオンボードGPUでもスムーズに動いてくれます。
そのため、一般的なノートPCでも使えるようになっています。
ノートPCでゲームをプレイするだけでなく、キャプチャアプリも作動させるとなったらスペックが足りないと感じることもしばしばです。
加えてノートPCはデスクトップに比べるとパーツの入れ替えが困難となっています。
そんなノートPCだからこそゲームバーが役立ち、グラフィックボードがないPCでも問題なく動作してくれるのです。
ゲームバーではPCのパフォーマンスも確認できるようになっています。
CPU・GPU・RAMの使用率を、数値・グラフで確認でき、録画中に重いと感じてもわざわざタスクマネージャーを開く必要がないのです。
確認方法はゲームバーを開きパフォーマンスボタンをクリックするだけであります。
たったこれだけでの簡単動作で確認できますし、動作を許可すればFPSも計測できるようになっています。
キャプチャで動画データができたならば、編集するのがおすすめです。
編集はWindowsの標準機能である「フォト」からできるようになっています。
フォトはスタートメニューから開くこともできますが、動画ファイルから開くことも可能です。
編集したい動画ファイルを右クリックすると、表示されるメニュー「プログラムから開く」という項目があります。
こちらにマウスポインターを合わせるとサブメニューが表示され、その中の「フォト」をクリックします。
フォトが開いたら画面上にある「編集と作成」をクリックして様々な編集ができるようになっています。
できる編集はトリミングや動画の結合、スローモーションの追加、テキスト入りビデオの作成など、たくさんの編集機能があります。
標準ツールとしては十分すぎるほどの編集ができるので、ぜひこちらも合わせて試してみてください。
今回はWindows10によって進化した機能の一部、ゲームバーとフォトについて説明してきました。
お伝えしてきたように、ゲームバーはスムーズに起動でき、様々な機能を持った優秀なアプリです。
PC画面を手軽に録画したい人には特におすすめしたいアプリとなっています。
標準機能とは思えないほどの魅力ある機能をぜひ体感してみてはいかがでしょうか?
フォトによるこだわった編集で満足いく動画に仕上げられるはずです。
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