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近年では、様々な方法で音楽が作れるようになっています。
中でも「chrome music lab(クロームミュージックラボ)」は小学生でも簡単に音楽を作成できると話題です。
今回はそんなchrome music labでの音楽の作り方からどのようなアイテムがあるのか、発表方法や応用まで併せてご紹介していきます。
音楽を楽しく作ってみたい人や子どもと一緒に楽しみながら作ってみたい人は、ぜひ参考にしてみてください。
chrome music labは、その名の通りGoogleが提供しているサービスの1つで、楽しみながら実践的かつ音楽に親しみやすいように作られたWebサイトです。
自分の曲を作る際にはもちろんのこと、最近では小学校などでchrome music labを1つのツールとして活用しています。
音楽と科学や数字、芸術を組み合わせながら、少しでも音楽を身近に感じられるよう先生が工夫して利用しているようです。
これまでchrome music labで作成された音楽はダンスやライブでも使われてきており、chrome music labのTwitterでは海外で用いられている実際の様子を見ることもできます。
日本だけでなく海外でも多く用いられていることから、非常に便利なWebサイトです。
また、アプリなどではなくWebサイトであることで、PCだけでなくスマホやタブレットなど様々なデバイスからchrome music labを利用でき、利用する際にはアカウントも不要なので誰でも利用しやすい音楽作成サイトとなっています。
chrome music labで音楽を作る際には、様々な実験に合わせて音楽を作っていくことが可能です。
ここからは、作り方を簡単にご紹介していきましょう。
カンディンスキーは、丸や三角の描かれたアイコンにカーソルを合わせると「カンディンスキー」と矢印が出てくるので、そのままクリックしてみてください。
そうすると、画用紙のように大きな白い画面に切り替わります。
再生ボタンとやり直しボタン、色が半分に分かれているボタンが画面下にあります。
白い画面上に自由に丸や三角、四角をマウスや指で描いていきましょう。
それぞれ形や大きさなどで音が変わり、自分だけの音を作ることができます。
一通り描き終わったら、画面下にある再生ボタンをクリックすると、左から連続で描いた音を奏でてくれます。
再生ボタンの左にある色が半分に分かれたボタンを押すと、他の色で分けられたボタンが登場します。
色を変えるだけで違う音に変えられます。
もし、間違えて1つ前に戻りたいのであれば、再生ボタンの右にあるやり直しボタンをクリックしましょう。
非常に楽しく直感的に音楽を作ることができるのが、カンディンスキーです。
ソングメーカーはカラフルなブロックで描かれた顔が特徴的なアイコンにカーソルを合わせてクリックすると、ソングメーカーが利用できます。
こちらもマウスや指で自分の好きなように描いていくだけで簡単に音楽作りを楽しめます。
四角いマスはカラフルなブロックで音を描くことができ、下にある2行の大小をクリックしてみると三角と丸になります。
これでリズムを刻んでいくので、こちらも好きなようにクリックしていくと面白い自分だけのリズムを奏でられます。
左下にある再生ボタンを押せば、描いたものが奏でられます。
再生ボタンの右にある2つのボタンの左側では主旋律となるピアノやマリンバ、シンセなどが選べ、右側のボタンでは電子やコンガなどのリズムを刻む楽器を選べます。
真ん中の下側でテンポを変えることも可能です。
右下にある設定からは、長さや小節あたりのビート、ビートの分割、規模などを細かく設定できます。
ひとつ前に戻すには、設定ボタンの右にある元に戻すボタンをクリックしましょう。
音楽を保存する場合には、元に戻すボタンの右にある保存するボタンをクリックしてみると、以下の項目から選択できます。
リンクをコピーしてURLを保存しておくだけで、次回からまた同じページで修正したり追加したりすることができるようになります。
共有する際にもリンクのコピーは便利です。
リズムは可愛らしい猿のキャラクターが描かれたアイコンにカーソルを合わせると、リズムと表示されるのでそのままクリックして進みましょう。
その名の通り、好きな場所をクリックしてリズムを作り上げていくのですが、その作り上げたリズムを猿などのキャラクターたちがそれぞれの楽器で奏でてくれます。
キャラクターは全部で4ついて、それぞれ異なる楽器を持って演奏してくれます。
また、リズムもそれぞれで違うリズムを作れるようになっているので、音に合わせて直感でクリックしてみるのも楽しいです。
ソングメーカーの2つ下にあるピアノロールは、元々自動演奏ピアノに入れて曲を演奏させるために用いていた紙製のピアノロールを元に作られました。
ロールが右から左へ流れていくと同時に音が流れ、その流れを音と共に楽しめます。
音楽は既に決められていますが数曲用意されており、さらにピアノなど音を変更して楽しむことも可能です。
真ん中右にあるマイクから自分の声を録音すれば、その音を利用してピアノロールが流れていきます。
昔ながらの音の流れを体感できるものと言えるでしょう。
メロディーメーカーは、カラフルなブロックが階段状に並んでいるアイコンにカーソルを合わせてクリックすれば利用できます。
1列に1つずつ色を付けていくだけで旋律を作れるようになっています。
初期設定でハ長調2オクターブが設定されていることから、好きな世に色づけていったとしても1つの曲らしく奏でられます。
視覚的に音の流れや音の高低を掴めるので、楽譜を取り入れる前段階としても有効です。
音の種類や速度、重なりなども変更できるので、飽きずに楽しめるでしょう。
ピアノの鍵盤が特徴的なアイコンにカーソルを合わせてクリックすると、共有ピアノが利用できます。
その名の通り共有することでピアノの連弾が楽しめるようになっており、まず1人が共有ピアノにアクセスしてからリンクをコピーして、連弾したい相手に送信し相手がリンクにアクセスすれば一緒にピアノを弾けるようになります。
PCでも利用可能ですが、連弾するのであればタブレットなどのデバイスでタップできるようにするとより実際の連弾に近い感覚で楽しめるでしょう。
もちろん連弾だけでなく1人での利用も可能です。
授業などで用いるのであれば、先生が伴奏をあらかじめ弾いて保存しておき、URLを送信することで伴奏に合わせて演奏を練習することもできます。
和音では、長3和音と短3和音の2つを奏でることが可能です。
長3和音はメジャー、短3和音はマイナーとされているのですが、これを生の楽器で弾くとなると非常に難しいです。
しかし、和音の仕組みを知るには実際に音を奏でることが1番分かりやすくなります。
そこで使えるのが、chrome music labの和音です。
メジャーかマイナーどちらかを選んでから、和音の1番下の音をクリックするだけで3和音が奏でられます。
誰でも簡単に利用できるので、授業などでも使いやすいでしょう。
chrome music labは楽しく音楽に触れあえるツールであり、誰とでも共有しやすいWebサイトです。
せっかく作った音楽を発表するとなると、通常であればみんなの前で楽器の演奏をしなければならないなど手間や移動が必要となります。
しかし、chrome music labであればリンクで共有できるのでより多くの人に自身の作った音楽を発表できるようになっています。
データでの共有ではないので、ブラウザを利用できる端末であればどのデバイスでも利用できます。
chrome music labは、おもちゃで遊ぶかのように音楽に触れられるツールなので、学校の音楽の授業などでも活用されています。
音楽の授業でしか使えないと思われがちですが、実は理科の授業にも応用可能です。
スペクトログラムや音波、高調波、発振器などで音の波や周波数などを体感的に学ぶことができます。
今回は、楽しく音楽を学べるchrome music labについてご紹介してきました。
どのようなアイテムを用いるかで学べることが異なるので、色々試しつつ直感的に音楽を学んでいきましょう。
最近では授業でも用いられることが増えてきていることから、今後はより実践的に音楽に触れられるツールとして活用されていくことが予想できます。
音楽だけでなく理科などでも活用できるアイテムはあるので、ぜひそれぞれのアイテムを使って学びに役立ててみてください。
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