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動画ファイルの形式には様々な種類があり、その1つにWebMというものがあります。
WebMは軽さと高品質を重視して開発された動画ファイル形式ですが、MP4と比べると馴染みのない形式です。
形式によって動画の容量や画質も変わってくるので、WebMとMP4のどちらで保存した方がいいのか迷う方も多いでしょう。
そこで今回はWebMがどんな動画形式なのか、MP4との違いを比較してみました。
WebM動画を再生できるソフトやMP4動画に変換できるソフトも併せてご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
WebMはネットストリーミング用にGoogleが開発した動画ファイル形式です。
標準HTML5ベースのウェブ専用に設計されているので、一般的な動画プレーヤーでは再生できないケースが多いです。
しかし、Google ChromeやFirefoxやOpara、Safariなどといった主要ウェブブラウザではWebM形式の動画を再生できます。
一方MP4(MPEG-4)は、ほとんどの動画プレーヤーや機器、アプリに対応している動画ファイル形式です。
Windowsやmac、AndroidとOSを問うことなく標準で対応しています。
圧縮率が高いので少ない容量で動画を保存でき、画質もほぼ無劣化なので主流の形式となっています。
動画のダウロードや保存する際、WebMとMP4のどちらが良いのか迷うところです。
そもそも各形式にはどんな違いがあるのか知っておくことで、用途に応じて適切な形式で動画保存を選択できるようになります。
具体的にどのような違いがあるのか、WebMとMP4の比較を見ていきましょう。
MP4はDVDを再生した時とほとんど変わらない画質を実現してくれます。
一方、WebMも高画質な形式ではありますが、MP4と比べると劣って見える傾向があります。
画質の違いはコーデックの違いが影響しているようです。
ビデオコーデックはMP4がh.264、WebMはVP8の仕様になっています。
どちらも同じビットレートで同等の画質を再現することは可能ですが、現状はh.264の方が多少勝っています。
スマホやタブレットへの取り込み、動画共有サイトへの投稿などを配慮するとなると、動画ファイルのサイズは重要な部分となっています。
WebMもMP4も圧縮率が高いため、小さいファイルサイズで保存可能です。
高速ブロードバンドに接続していれば、動画ファイルのダウンロードにも短時間で済みます。
しかし、DVDと同等の画質となると、比較的にサイズが小さいMP4でもある程度容量は大きくなるので注意してください。
また、ブラウザから動画を見る場合は、ネットストリーミング用に作られたWebMの方がファイルサイズは小さくなります。
互換性や汎用性を重視するならMP4が有利です。
MP4は幅広いプレーヤーや機器に対応しているので、最も互換性の高い動画形式とも言えます。
Google ChromeやSafariなどのブラウザでも動画を楽しむことが可能です。
一方、WebMはGoogle Chrome 6以降やMozilla Firefox 4以降といったブラウザ、一部プレーヤーでしか再生に対応していないので、互換性や汎用性はMP4より劣ってしまいます。
ただし、Web用の動画形式としては優れたパフォーマンスを発揮してくれます。
動画プレーヤーは基本的にDVDやBlu-ray、MP4など様々な形式に対応しています。
一部のプレーヤーでは、WebM動画の再生も可能です。
WebM動画の再生におすすめしたいプレーヤーが「DVDFab Player 6」です。
ここからはDVDFab Player 6の特徴や主な機能について解説していきましょう。
DVDFab Player 6は、DVDFab Player 5の後続としてリリースされた動画プレーヤーです。
Windows版とMac版の両方があります。
こちらのプレーヤーはDVDやBlu-rayの再生はもちろん、幅広い動画形式の再生できます。
有料の動画プレーヤーではありますが、無料版では30日間すべての機能を試すことが可能です。
試用期間が経過した後は一部の動画ファイルに限られますが、メディアプレーヤーとして引き続き利用できます。
対応OS |
Windows:7/8/8.1/10/11(32bit/64bit) Mac:MacOS 10.10 - 10.14 |
CPU |
Core 2 Quad 以上 |
RAM |
2GB 以上 |
価格 |
製品版:8,259円(税込) Ultra版:12,979円(税込) |
DVDFab Player 6の主な特徴や備わっている機能は以下のとおりです。
・対応フォーマットが幅広い
こちらの動画プレーヤーは、DVD、AVCHD、BDAV、Blu-rayといったディスクからMP4、AVI、MKV、WMV、WebMなどほとんどの形式に対応しています。
プレーヤーは無料版以外に製品版とUltra版があり、対応しているメディアフォーマットに若干違いがあります。
製品版はBlu-rayのメニュー再生や4K UHD、HEVCの再生には対応していませんが、Ultra版では対応しており、3Dムービーの再生も可能です。
また、MP3やWAV、M4Aなど一般的なオーディオ形式にも対応しており、音楽プレーヤーとしても使えます。
Dolby Atmos、Dolby TrueHD、DTS-HDマスター、DTS:Xなどの高音質のオーディオ再生にも対応しており、最大7.1ch(無料版・製品版は5.1ch)まで出力可能です。
・メディアライブラリを構築できる
プレーヤーにはファイルエクスプローラーが統合されており、ローカルメディアライブラリを作成し、動画や音楽を管理することが可能です。
ローカルメディアライブラリを作成する際に、DVDFabは提供しているメタデータをインターネットから取得し、ネットワーク上に保存される動画ファイルやISOファイルにポスターを付けてくれます。
各ポスターをクリックするとメディアページを表示でき、映画や番組のメタデータ情報の確認が可能です。
カバーが付くことでどのファイルなのか分かりやすくなるので、プレーヤー以外にも動画管理ソフトとしても活用できます。
音楽ライブラリーの作成もでき、曲名やアルバム、ジャンルなどから検索できる機能も備わっています。
・高品質な再生エンジンを搭載
DVDFab Player 6では前モデルとは異なる、新しい再生エンジンを搭載しています。
新しく開発された再生エンジンは、4K Ultra HD Blu-rayのディスク読み込み時間が他社製品と比べて約500%も短縮されました。
再生の安定性もより向上しているほか、ISOファイルの再生やフォルダ再生、スムーズ再生など性能もバージョンアップしました。
・DVDやBlu-rayをISOファイルとしてインポート可能
DVDFab Player 6にはディスクインポート機能があります。
DVDやBlu-rayディスクを光学ドライブからローカルメディアライブラリに取り込み、ISOファイルとして保存することが可能です。
Blu-rayディスクのインポートはUltra版での対応となるので注意してください。
この他にもPCまたはテレビと再生環境に応じて適切な再生モードに切り替えられる機能や、オリジナルの再生リストの作成などの多機能な動画プレーヤーとなっています。
上記でご紹介したDVDFab Player 6を使えば、WebM動画も問題なく視聴できます。
しかし、モバイルデバイスで動画を再生したい時やネットストリーミング向けに作成した動画を動画共有サイトにアップしたい時など、用途に応じてMP4など別の形式への変換が必要になることもあります。
そんな時におすすめのソフトが「DVDFab Toolkit」です。
DVDFab Toolkitは、動画や音声の変換や編集が可能なソフトです。
長い動画の不要なシーンをカットして短縮したり、再生速度を任意の早さに変更できたり、映像の反転・回転など自由自在に編集できます。
GoProなどで撮影されたビデオのブレ補修やノイズ除去、音声トラックや字幕の抽出、テクスト・画像の追加などの機能も備わっています。
そして、WebM動画をMP4など任意のビデオ形式へと変換して、保存することも可能です。
音声のみをMP3形式に変換して保存することもできます。
また、SNSへの投稿やチャットの絵文字などに用いられることが多いGIF形式にも変換できます。
こちらも有料ソフトとなりますが、30日間は全ての機能が無料で使える体験版も用意しているので、まずは使い勝手を試してみると良いでしょう。
対応OS |
Windows:7/8/8.1/10/11(32bit/64bit) |
CPU |
Pentinum II 500 MHz |
RAM |
2GB RAM以上 |
対応入力形式 |
3GP、ASF、AVI、FLV、M2TS、MOV、MP4、M4V、MPEG、DAT、MKV、RMVB、RM、TS、VOB、WMV、MP3、AAC、AC3、M4A、FLACなど |
対応出力形式 |
MP4、MKV、MP3、AAC、AC3、M4A、FLAC、JPG、PNG、GIF |
ライセンス価格 |
1ヶ月:3,185円(セール時の価格) 無制限:10,029円(セール時の価格) |
DVDFab Toolkitでは20種類以上の編集機能が搭載されていますが、新しい機能もどんどん追加されています。
まもなくタイトルやジャンル、リリース日などビデオファイル・オーディオファイルのメタデータ情報を編集したり、2Dから3D、または3Dから2D動画に変換したり、動画ファイルに外部の字幕を追加できる機能がリリース予定です。
今後もさらなるバージョンアップにより、便利な編集機能が追加されるでしょう。
今回は動画ファイル形式のWebMとMP4の比較をご紹介しました。
どちらも圧縮率が高く、高画質で動画を再生できますが、互換性や汎用性を比べると違いがあります。
現時点だと幅広いプレーヤー・機器で再生でき、若干画質も上のMP4が主流です。
しかし、WebMはストリーミング再生では高パフォーマンスを発揮してくれる形式なので、用途に合わせて使い分けると良いです。
再生可能なプレーヤーが限られてしまうので、プレーヤーに悩んでいる方はご紹介したDVDFab Player 6を試してみてください。
また、MP4やMP3、GIFに変換したい時は様々な編集機能が備わったDVDFab Toolkiが便利なので、動画や音声編集をする人はぜひ活用してみましょう。
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