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学習や仕事、暮らしの中でも「マインドマップ」が活用できます。
マインドマップは自分の頭にあるイメージや連想するものを図式にすることで、そこからの発展や記憶に結び付けるものです。
ノートに自筆でマインドマップを書くこともできますが、より手軽に活用するならツールを取り入れてみましょう。
今回はマインドマップについての解説から、おすすめのマインドマップツールを5つご紹介します。
生活の中で取り入れてみたいという方はぜひ参考にしてみてください。
普段の生活の中で「考えがまとまらない」、「イメージはできているのに言葉で表現するのが難しい」、「1つ良いアイディアを思いついたがそこから発展させられない」などで悩むこともあるでしょう。
マインドマップはこうした悩み・問題を解消するのに役立つ方法です。
元々イギリスで教育コンサルタントや著述家の一面を持つトニー・ブザン氏が考案したもので、自分の思考や発想を視覚的に捉えられるようにしたものを言います。
視覚的に捉えることができると、客観的に情報を整理・分析することができ、そこからさらに新しいアイディアやイメージにつなげられるのです。
そもそも人間の脳には「放射思考」という仕組みが備わっており1つの情報から別の情報へ、さらの別の情報が違う情報へ結び付いていきます。
こうした放射思考に沿って考案された方法になるため、効果も出やすくなっています。
マインドマップは紙やノートを用意して、そこからメインテーマやそれに関連する言葉・イラスト・図形などを書いていきます。
しかし、出先で紙やノートが用意できなかったり、もっと手軽に始めてみたいという方もいたりするでしょう。
そんな時におすすめなのが、マインドマップツールです。
スマホやパソコンから簡単にマインドマップを作れるため、ぜひ取り入れてみましょう。
今回はその中でもおすすめのツールを5つご紹介していきます。
Mindmeister(マインドマイスター)は世界中で2,500万人ものユーザーが活用しているマインドマップツールです。
インストールは不要でブラウザ上からそのまま活用できることから、パソコン・タブレット・スマホなど端末に関係なく利用できます。
作成したデータはすべてクラウド上に自動保存されていくため、アイディアをそのまま残しておくことも可能です。
メンバーを招待すれば同じマップ上を同時に編集することもでき、作成したデータはプレゼンモードに切り替えることでそのまま資料として活用できます。
料金プランは、マップ3枚まで作成できるベーシック(無料)からマップ3枚では足りない方のための個人用プランであるパーソナル(月額540円)、個人・チーム両方で活用しやすいプロ(1ユーザーにつき月額915円)、グループ共有や自動バックアップなどの機能も備わっているビジネス(1ユーザーにつき月額1,410円)から選べます。
国内シェアトップクラスのプロジェクト管理システム「Backlog」を運営しているヌーラボ社によって開発されたCacoo(カクー)は、フローチャートやワイヤーフレーム、プレゼン資料などが作れるオンライン作図ツールです。
Cacooで用意されている豊富なテンプレートの中にマインドマップが含まれており、手軽に作成できます。
Cacooでもチームメンバーと情報を共有しながらリアルタイムで同時編集することが可能です。
また、参加メンバーや権限を個別に設定でき、プロジェクトフォルダごとにマインドマップを作成できるようになっています。
料金プランには無料のフリー以外にも個人が無制限にシートを作成できるプロ(月額660円)や企業向けのエンタープライズ(年払い10ユーザーあたり165,000円)が用意されています。
MindNode(マインドノード)は、iOS・MacOS専用のマインドマップツールです。
ダウンロードする必要がありますが、それでも軽くて快適な動作は非常に魅力的となっています。
また、Apple専用のツールということもあり、Appleで見られるシンプルなUIとの親和性も良く、使いやすさを実感できます。
さらにiCloudを使えばMacやiPhone、iPad、Apple Watchとも同期でき、端末が異なるシーンでも同じマインドマップの編集が行えます。
料金プランは、Free Editorなら無料で使えますし、MindNode Plusだと年払い(19.99ドル)ですべての機能を網羅することが可能です。
Mindomoはマインドマップだけでなく、コンセプトマップやアウトライン、ガントチャートなどもチームで共同作成できるオンラインサービスです。
豊富なテンプレートを駆使して、シンプルかつ分かりやすいマインドマップを作成することができます。
Mindomoの魅力は、動画や音声メモを追加できたり、豊富な形式から選択してファイルをエクスポートできたりするなどが挙げられますが、特に注目度が高いのはiOSやAndroidのスマホ・タブレットに対応しているため、どの端末でも自由にアクセスできる点です。
日本語にも対応しているため、英語が苦手な方も安心して利用できます。
料金プランは、3マップまでなら無料で作成できるFreeの他に、個人ユーザーにおすすめのPREMIUM(月額5.5ドル)、すべてのプレミアムプラン機能の他にDropboxやOneDrive、Google Driveのバックアップなども可能なPROFESSIONAL(月額13.5ドル)、さらに3チームユーザーが利用できるTEAM(10ユーザーあたり月額42.5ドル)があります。
FreeMindは、オープンソースで開発されたマインドマップ作成ソフトです。
無料でダウンロードすることができ、課金なども必要ありません。
ノードの作成や編集、ショートカット、ツールなどが非常に多く、機能的に優れた作成ソフトが欲しい場合におすすめです。
また、完成したマインドマップは独自ファイル以外にもXHTMLやPNG・JPEG、PDF文書などの形式で出力できます。
ただし、動作させるにはJavaランタイム(JRE)を準備する必要があります。
マインドマップを作成する上で、どんなルールがあるのか、気を付けないといけない部分はあるのかと初めて作ろうとしている人ほどこだわるものです。
実際には特別なルールもなく、ただアイディアや自分の考えを記していくだけです。
まずは中心にメインテーマとなる言葉を書きます。
テーマは仕事であれば関わっているプロジェクトの名前や解決したい問題点、さらに日々の目標などを書いてみると良いでしょう。
次にそのメインテーマに関係する周りに書いていきます。
ここで書くものはかなりざっくりとしたもので構いません。
マインドマップにおいて、メインテーマから分岐する形で言葉を追加していくのですが、この時に各要素をつなげるための線を「ブランチ」と呼びます。
メインテーマからブランチをつなげていき、そこからさらに言葉やアイディアを派生させていきましょう。
例えば、「1年の目標」をメインテーマに掲げた場合にそこから「仕事」「生活」「趣味」「貯金」などの言葉をブランチでつなげていきます。
「仕事」からは今気になっていることや連想する言葉をどんどんブランチでつなげていきましょう。
すると、今の課題はどこにあるのか、どんな目標を立てれば良いのかが見えてきます。
マインドマップは仕事や生活など、様々なシーンで活用することができます。
具体的にどのようなシーンで活用できるのかも解説していきましょう。
日々様々なタスクを抱えていると、一体どれから手をつけていけばいいのか分からず結局適切な優先順位で始められなくなることもあります。
そんな時はマインドマップでタスクを整理してみましょう。
タスクに関連するキーワードを並べていけば、何をしなければいけないのか、時間がかかりそうなのはどれかなどが分かります。
また、単にやるべきことだけを並べるのではなく、そこに注意点なども関連付けて書いておけば後から見直した時に合わせて確認できます。
マインドマップは物事のポイントをブランチで関連付けていくため、情報を記憶に定着させやすくなっています。
例えば歴史上の人物を覚える時に、その人物が生きた時代や所属していた組織、人間関係などをそれぞれのカテゴリに分けて情報を整理できます。
学んだことを相対的に覚えたい時や記憶力を向上させたい時におすすめです。
なお、勉強のタスクやスケジュールを管理する際にも活用できます。
マインドマップは自分の思考を単語に置き換え、表現するための方法です。
そのため、イメージはできているのになかなか文章にして相手に伝えることができないという場合には、マインドマップが資料として活躍してくれます。
資料として使うならそれなりに同じカテゴリの言葉に分けるなど、ある程度の整理は必要となりますが、視覚的にも分かりやすく相手に伝えることができます。
プロジェクトを説明する時にも、全体を俯瞰して見られるマインドマップを表示しておけば、相手の理解力も向上するでしょう。
今回はマインドマップについてとおすすめのツールをご紹介してきました。
マインドマップは特別なルールもなく誰でも自由に始められるもので、目標設定やタスク管理、相手に伝えたい情報をまとめるのにも向いている方法です。
勉強や仕事、プライベートでも様々なシーンで活用できるため、悩みや問題点が浮上した時はマインドマップを利用してみてください。
また、今回ご紹介したツールはいずれも無料プランが用意されています。
試しに作成してみて、自分に合ったマインドマップツールを選んでみましょう。
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