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パソコンが突然起動しなくなり、使いたいけれど使いない状況になってしまった場合、起動可能なUSBドライブがあると解決出来ます。この記事では、起動可能なUSBドライブが簡単に作れるRufusの使い方についてお話します。Rufusの機能やダウンロードの方法、使い方などを細かくお伝えしますので、利用してみたいけれどどう利用していいのか分からないという方は、参考にしていただけると幸甚です。
Rufusは「The Reliable USB Formatting Utility, with Source」の略で、起動可能なUSBを作成するソフトですが、大きな特徴として、高速で作成できるということが挙げられます。また、インストールすることなくダウンロードで利用できるため、多くのユーザーから支持されており、事前にISOイメージファイルさえ取得してあれば、簡単に起動可能なUSBドライブを作成することが可能です。
起動可能なUSBドライブは、ブータブルUSBドライブとも呼ばれています。ウイルスにパソコンが攻撃されてしまったり、システムが動かなくなったり、パソコンを起動させることが出来なくなってしまった場合、起動可能なUSBドライブを使えば、パソコンを起動してトラブルシューティングを行ってくれる仕組みです。
ではRufusのダウンロードのやり方についてみていきましょう。
Rufusはインストール不要で利用が可能です。Rufusの公式サイトを開いたら、下へスクロールしていくと、ダウンロードが出てきますので、クリックしましょう。
ダウンロードでは、最新のアップデートが出てきますので、その中から一番上に出ている太文字のバージョン(上の図ではRufus3.17)を選択してクリックしましょう。Rufusの過去バージョンや、ポータブルバージョンをダウンロードしたい場合は、一番上に出ている太字バージョンの下にあるものを選択してクリックします。
これでダウンロードは完了ですので、とても簡単に利用することができます。次に、Rufusの使い方についてみていきます。
Rufusは厳密にいうと、起動可能なUSBドライブの作成として使えるわけではありません。
Rufusを使えば、USBメモリのフォーマットを作成することができます。
やり方はとても簡単で、ブートの種類を非ブート用にしましょう。あとは、クイックフォーマットのチェック欄にチェックを入れておきます。そして、機能拡張されたラベルとアイコンファイルを作成のチェック欄にチェックが入っている場合は外しておきましょう。
以上の3つを確認したら、スタートさせて完了を待ちます。フォーマットが済んだかどうかは、パソコンからデバイスを確認してみましょう。
事前に注意しなければならないのが、フォーマットすると、USBメモリ内のデータがすべて消えてしまいますので、データを削除しても問題ないUSBメモリかどうかよく確認しておく必要があります。一度フォーマットしてしまうと、初期化されるため、データを復元することは難しいです。また、書き込み出来ないように設定している場合は、フォーマットが出来ませんので、設定を変更しておく必要があります。
事前にデータのバックアップをとっておくと安心し利用することができますので、ぜひバックアップはとっておきましょう。
コンピュータが問題を起こして起動できなくなってしまった場合、非常に困ってしまいますが、起動ができるUSBドライブがあるととても便利です。無料で作成することが可能なため、多くの人が利用していますし、予備のOS起動メディアがあると、急なトラブルに備えられるので安心です。
まず大前提として、RufusはOSのISOイメージファイルがなければうまくいきません。Windows10のダウンロードツールを利用して、ISOイメージファイルを入手しておきましょう。
Windows10のダウンロードページを開いて、「ツールを今すぐダウンロード」をクリックします。あとは指示に従って進めていくと、ISOイメージファイルをダウンロードすることが可能です。ISOイメージファイルをダウンロードしたら、起動可能なUSBドライブを作成していきましょう。Rufusをダウンロードしてファイルをひらきます。
「ディスクまたはISOイメージ(選択してください)」に合わせておき、右の「選択」ボタンをクリックしましょう。
ファイル名にパソコン内にあるOSのISOイメージを選択して、「開く」をクリックしましょう。
ブートの種類の欄が、ISOイメージファイルに切り替わります。細かい設定に関しては、こだわりがあるのであれば、変更しますが、ほかの設定に関して分からない場合は、規定の設定のまま「スタート」をクリックしましょう。問題がなければ、ISOイメージファイルが順調にコピーされていき、作業が完了します。
Rufusをダウンロードしたら、画面にたくさんの機能設定が出てきます。聞きなれない言葉も多いので、どうしていいのか分からないという方も多いのではないでしょうか。ここでは、一つずつ機能についてみていきましょう。
デバイスでは、起動可能にしたいデバイスを選択します。起動可能にしたいUSBメモリをパソコンに差し込むと、自動的に読み込みます。
ブートの種類では、デバイスをどうしたいのか選択します。ここでのデバイスは、パソコンに差し込んでいるUSBメモリです。ブートの種類では、主に次の3つを選択できます。
Rufusは、作成しようとしているUSBのパーテーションスタイルを選択することも可能です。ほとんどがMBRで固定されていますが、ブートの種類によってはGPTも選択できます。
パーティション構成を選択したら、自動的にターゲットシステムが決まります。BISOとUEFIの選択ができますが、次の違いがあります。
ボリュームラベルは、好きな名前を指定できます。
FAT32とNTFSのどちらかを選択しますが、規定はFAT32となっています。違いとしては、以下の内容が挙げられます。
基本的に4096バイトが規定ですので、そのまま使用して問題ありません。
赤い下線部の「詳細なドライブプロパティ」と「詳細なフォーマットオプション」を表示の個所をクリックします。
「詳細なドライブプロパティ」と、「詳細なフォーマットオプション」のチェック欄をクリックすると、ブートの種類の選択が増えますので、チェックを入れましょう。
Rufusを使えば、インストールも不要でダウンロードだけで簡単に起動可能なUSBドライブを作成することが出来ます。万が一パソコンが起動できなくなった時に備えて作っておくと安心です。さらに、Rufusは無料ですし、USBメモリを初期化したい時にも使えて非常に便利です。ダウンロードしてファイルで保存しておき、必要に応じて利用してみてはいかがでしょうか。
仮想ドライブに興味がある方は、「仮想ドライブ おすすめ」までご参照ください。
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